資本論入門

資本論入門

宇野 弘蔵 / 桜井 毅 / 蟹江 征治

出版社:講談社 出版年月日:1977/06/08

講談社 | 1977/06/08

4.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

管理職という立場上、世の中の経済の仕組みをもっと理解したいという思いで手に取りました。『資本論』は敷居が高いという評判をよく聞くので、まずは入門書からと。 この本は単なる解説ではなく、著者の研究に基づいた創造的な解明が試みられているというのが、読んでみて実感できました。商品から貨幣、そして資本への転化という流れが、想像以上に論理的で納得しやすい。経済学の専門知識がなくても、丁寧に構成されているのでついていけます。 職場で賃金や労働の問題に直面することもありますが、この本を読むと「なぜそうなっているのか」という根本的な問いへの答えが見えてくる気がします。難しいテーマですが、著者の緻密な思考を追体験できる良質な入門書。経済について真摯に学びたい人には、本当にお勧めできる一冊です。気軽な読書というより、少し腰を据えて向き合う価値がありますね。

感想

経済の授業で資本主義について習ってたから、その関連で話題になってる『資本論』ってどんなものなのか気になって読んでみました。正直、めっちゃ難しい…。 高専だから数学とか物理は得意なんですけど、経済学はまた別の難しさがありますね。この本は『資本論』そのものじゃなくて解説本らしいんですが、それでも商品とか貨幣、資本の流れとか、抽象的すぎて頭がこんがらがっちゃいました。著者が有名なマルクス経済学の研究者らしいので内容の信頼性は高そうなんですけど、入門書としては初心者向けじゃない気がします。 良かった点は、構成がちゃんと章分けされてて、歴史的背景から入るからマルクスがなぜこんなこと考えたのかという文脈が分かることですね。でも理論の部分は、もっと図解とか具体例があれば理解しやすかったのに…と思います。 同世代には難しすぎるかもしれませんが、経済学に真剣に取り組みたい人には良い本なのかなって感じです。

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