さくらの本棚
八男って、それはないでしょう!32

八男って、それはないでしょう!32

Y.A / 藤ちょこ KADOKAWA 2026年4月24日

感想

シリーズ32巻目なのに面白さが全然落ちてないのが本当にすごい。この巻は前巻までのイースト大陸での戦闘から一転して、戦略や準備の段階に入るんですけど、そこが意外と超面白いんですよ。 ヴェルが総督職から外れて育児に専念したい…って思ってるくだりが、これまでの大変な状況とのギャップがあって、クスッと笑えます。主人公がずっと苦労してるわけじゃなくて、たまには息抜きもしたい、っていう人間らしさが好きです。 それに、パワードアーマーとか銃器開発みたいな、ファンタジーでも現代的な兵器体系が登場するところが最高。異世界転生モノなんだけど、テクノロジーと魔法の融合が見事で、戦略レベルでどうやって大陸を奪還するのか、目が離せなくなります。2年のタイムスキップもあって、その間に何が起きたのか気になる終わり方。 32巻も続いてるシリーズだから、新規さんには重いかもですけど、追ってる人なら絶対楽しめる一冊です。次巻が早く読みたい!