読書記録の本棚
新版 思考の整理学

新版 思考の整理学

外山 滋比古 筑摩書房 2024年2月13日

感想

最近よく話題に上がるこの本を、ようやく新版で手に取ることができました。「東大・京大で最も読まれた本」というキャッチフレーズは確かに興味をそそられます。 著者の思考整理の方法論は、なるほどと頷ける部分も多くあります。特に、知識を整理することの大切さは、私たちのボランティア活動でも参考になりそうです。ただ、読み進めていると、内容そのものはそこまで新しい視点ではないな、という感じもしてきます。 新版では活字が読みやすくなったというのは、高齢の身には助かります。2009年の講義が収録されたというのも、時間が経った後での補足というのは分かりますが、全体的には既存の内容を焼き直した印象は拭えません。 決して悪い本ではないのですが、期待値が高かっただけに、もう少し踏み込んだ内容があってもよかったのではないか、と思います。実用的な知識を求めている人には確かに役立つでしょう。話題だからこそ読んでみたい、という気持ちで手にするなら、丁度良い一冊かもしれません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ