静かな読書の本棚
新装版 デルフィニア戦記

新装版 デルフィニア戦記

茅田砂胡 中央公論新社 2026年1月22日

感想

ファンタジー小説は敬遠しがちだったんですが、新装版を書店で見かけて手に取ってみました。読み始めたら一気読みしてしまいました。 偽王の濡衣を着せられた青年ウォルと謎の少女リィが、王座奪還を目指して旅をする物語なんですが、この二人の掛け合いが本当に素敵なんです。幼さと強さが混在するリィのキャラクターが特に良くて、彼女がどう成長していくのかが気になって止められませんでした。 装いも新しくなったせいか、読みやすさも格段に向上している印象。複雑だと思っていたファンタジー世界観も、引き込まれるように理解できます。自営業をしていると、ビジネス本ばかり読む傾向にありますが、こういう冒険譚で心をリセットするのも良いものですね。 明日を生き抜く力をくれるという推薦文の通り、登場人物たちの一生懸命さが胸に響きます。次巻が待ち遠しい。同じような年代の方にもぜひ。

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