80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間

80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間

林真理子

出版社:幻冬舎 出版年月日:2026/05/27

幻冬舎 | 2026/05/27

4.33
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

最近、書店で話題になっているこの一冊を手に取った。72歳の人気作家による「70代の生き方」についての本だが、正直なところ、58歳の自分にとってもうかなり示唆に富んでいた。 著者の語り口は非常に率直で、70代がどういう時期なのか、そこへ向けてどう準備すべきかが素人臭くない文章で綴られている。特に印象深かったのは「できないことは諦め、楽しいことを大事にする」という主張だ。これまでの人生で積み上げてきたものを手放す勇気についての記述は、自分の人生設計を考え直させてくれた。 健康、お金、人間関係、仕事といった実践的なテーマが幅広くカバーされており、それぞれに著者の経験に基づいた具体的なアドバイスがある。装飾的でない本音の語り口が信頼感を生む。 今はまだ現役バリバリの身だが、確実に近づいてくる「その日」を意識することで、今の選択がより明確になる感覚を覚えた。人生の後半戦に向けた良きナビゲーターとなる一冊である。

感想

50代も後半に差し掛かり、これからの人生について考える機会が増えた今、この本のタイトルが目に飛び込んできた時は思わず手に取ってしまいました。 著者は72歳という現役バリバリの人気作家。その方が本音で語る「70代をどう生きるか」というテーマが、これからを迎える私にとって実に興味深いものでした。特に印象的だったのは、「できないことは諦める」というシンプルながら実践的な哲学。私たちはどうしても無理をしてしまいがちですが、その潔さの大切さが伝わってきます。 健康、おしゃれ、お金、人間関係といった実生活に密着したテーマが次々と登場するのですが、どれも説教臭くなく、むしろ軽妙で読みやすい。痛快と銘打つだけあって、思わず頷きたくなるような指摘が随所にちりばめられています。 完璧を目指すのではなく、今この瞬間を楽しむ—そんなメッセージが静かに心に届く一冊。現在進行形で人生を謳歌している著者だからこそ説得力があります。これからの人生設計について考えるきっかけになりました。

感想

72歳の著者が語る人生論だからこそ、この本の説得力がある。実は自分も50代後半に差し掛かり、60代、70代という人生の先行きが以前より具体的に見え始めている。そんな時期に出会ったこの一冊は、正直かなり刺激的だった。 本書の魅力は、老後を暗く語るのではなく、むしろ70代を「神様から与えられた特別な時間」と肯定する視点だ。できないことへの潔い諦めと、楽しいことへの貪欲さのバランスについて書かれている箇所は特に印象深い。自分たちの世代が「これからどう生きるべきか」という漠然とした不安を抱えているなら、この本は確かな羅針盤になってくれるだろう。 健康、おしゃれ、仕事、お金、人間関係、趣味といった実生活に密着したテーマが次々と登場するのも良い。机上の空論ではなく、著者自身の経験に基づいた実践的なアドバイスが詰まっている。読んでいて「なるほど、そういう考え方もあるか」と何度も唸らされた。 気軽に読める新書のフォーマットも適切で、重い内容を重く受け止めさせない工夫が随所に感じられる。今の自分に、確実に必要な一冊だった。

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