静かな読書の本棚
何度でも言うね、大好きだよ 愛犬グミと銀次郎と過ごした日々

何度でも言うね、大好きだよ 愛犬グミと銀次郎と過ごした日々

真希 ナルセ KADOKAWA 2026年3月11日

感想

犬との別れは、多くの人にとって人生の大きな区切りだと思う。この本を手に取ったのは、SNSで見かけた温かい言葉に引き寄せられたからだ。 ダックスフンドのグミと柴犬の銀次郎との日々を描いたエッセイなのだが、単なるペット本ではない。老いていく自分たちの体、変わっていく暮らしの中で、二匹とどう向き合ったかが静かに綴られている。自営業で長年現役を続けてきた身としては、衰えを受け入れながらも歩み続けることの大切さが胸に響いた。 何度も「大好きだよ」と繰り返すタイトルに、著者の覚悟と愛情が詰まっているのを感じる。写真やイラストも効果的で、文字だけでは伝わりきらない温もりがある。読んでいて不意に目がうるっときてしまった。 犬と暮らしたことのある人はもちろん、失ったものとどう付き合うかを考える誰もが、このページをめくる価値があると思う。気軽に手に取れるのに、深く考えさせてくれる。そういう本って、本当に好きだ。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ