三浦の本棚
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

武田 友紀 飛鳥新社 2018年7月26日

感想

仕事で細かいミスを指摘されることが多く、それが気になって夜眠れなくなることがあった。そんな悩みを抱えていた時に、この本を手に取ってみた。 著者がHSP専門のカウンセラーであり、自身も繊細さんだという点が信頼できた。単なる理論だけでなく、実践的で即座に使えるテクニックが多数紹介されている。特に「相手の反応を気にしすぎず、まず自分の感覚を認める」というアプローチは、職場での人間関係を楽にするのに役立った。 繰り返し読む中で、自分が繰り返していた無駄な心配や疲労の多くが、実は必要のないものだったことに気づかされた。章立てがシンプルで、ビジネスパーソンにも読みやすい工夫がされている点も良い。 ただ、個人的には論拠や研究データがもう少し厚く記載されていると、さらに納得度が高まったように思う。それでも、自分のような「気がつきすぎて疲れやすい」タイプの人間には、十分な価値のある一冊だと感じた。