ひろの本棚
恋せよキモノ乙女 15

恋せよキモノ乙女 15

山崎 零 新潮社 2026年3月9日

感想

最終巻ということで、少し緊張しながら手に取りました。正直なところ、ここまで続く作品は珍しいし、終わり方が重要だと思うじゃないですか。でもこの巻は本当に良かった。 主人公のももが着物スタイリストとして成長していく過程が、仕事をし始めた自分と重なるところがあって。子育てと仕事の両立なんて自分はまだ経験してませんが、その一生懸命さがすごく伝わってくるんです。パリという舞台も素敵で、日本の着物文化を世界に発信する場面は本当にときめきます。 何より良いのは、作品全体を通じてキャラクターたちとの関係が丁寧に描かれていること。終わり方も押し付けがましくなくて、読んだ後に温かい気持ちが残ります。漫画としての絵のクオリティも相変わらず高いし、おでかけスポットの描写も参考になる。 シリーズ完結となると不安もありましたけど、この最終巻は心からおすすめできます。着物好きじゃなくても、キャラクター好きなら満足できる一冊だと思いますよ。

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