ひろの本棚
妖精国の騎士 Ballad 〜継ぐ視の守護者〜 11

妖精国の騎士 Ballad 〜継ぐ視の守護者〜 11

中山星香 秋田書店 2026年5月15日

感想

妖精国の騎士シリーズも11巻まで来たんですね。長く愛されているだけあって、やっぱり面白い。 今巻は前巻までの重要な謎解きから始まり、ほっと一安心できるシーンがいいです。ロビンのことで心配していたアロラの表情が緩むところは、長く読み続けている読者としても嬉しい。その後の展開もテンポよく進んでいて、次々と新しい要素が加わっていくのが魅力的。 ファンタジー漫画としてのワールドビルディングが相変わらず丁寧だし、キャラクターたちの関係性も深みがあります。ただ、巻数が重なると設定や登場人物も増えるので、正直追いつくのに頭を使う場面もありました。新社会人で時間がない身としては、たまに「あ、この人誰だっけ?」となることも。でも、そこが逆に「もう一度前の巻を読み返そう」という動機になるんですけど。 絵のクオリティも安定していて、ファンタジーならではの華やかな場面描写は見ごたえがあります。次巻がどうなるのか気になる終わり方も上手い。引き続き追っていきたい一作です。

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