ひろの本棚
比較文化のおもしろさ

比較文化のおもしろさ

金山宣夫 大修館書店 1989年10月1日

感想

最近、異文化理解について勉強したいと思って手に取った本です。タイトルから期待していた内容とちょっとズレがあって、正直微妙でした。 サンマの匂いやスポーツの比較など、確かに興味深い事例が出てくるんですが、説明が浅くて消化不良な感じなんですよね。「へえ、そういう違いがあるんだ」で終わってしまって、なぜそういう文化差が生まれたのか、それがビジネスや日常でどう影響するのかといった掘り下げが足りない。 新社会人として、実務的に役立つような知見を得られればいいなと思っていたので、その点がちょっと残念でした。エッセイ的な読み味は悪くないんですけど、本当に比較文化について学びたい人向けなのか、そもそも誰向けの本なのかが曖昧な印象を受けます。 もう少し構成をしっかりして、各事例をもっと掘り下げてくれれば、良い教科書になっただろうなと思います。慎重に本を選ぶ方は、他の専門書を当たる方が時間を有効活用できるかもしれません。

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