宮沢賢治全集(2)

宮沢賢治全集(2)

宮沢賢治

出版社:筑摩書房 出版年月日:1986/04/01

筑摩書房 | 1986/04/01

4.00
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

定年前のこの時期、学生の頃は難しくて敬遠していた賢治の作品に改めて向き合ってみたくなって手に取りました。全集の第2巻ということで、どんな作品が収められているかワクワクしながら読み進めました。 賢治の童話や短編は、何度読んでも不思議な魅力があるんですね。表面的には優しい物語でも、その奥底にある深い思想や自然への向き合い方が静かに心に沁み込んでくる感じです。文庫本という手軽なサイズなのも良くて、通勤の電車の中でちょこちょこ読むのにちょうどいい。 この巻は作品の選定が素晴らしいと思いました。有名どころから意外な作品まで、バランスよく収録されていて、賢治の多面的な魅力を味わうことができます。注釈も親切で、古い表現や背景がすっと頭に入ってきました。 仕事のストレスから解放されて、ゆっくりとこうした質の高い文学に浸る時間って、本当に大切だなあと改めて感じます。まだ先の巻もありますが、のんびりペースで読み続けていくつもりです。

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