父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

ヤニス・バルファキス / 関 美和

出版社:ダイヤモンド社 出版年月日:2019/03/08

ダイヤモンド社 | 2019/03/08

3.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

経済学の難しい理論を避けて、もっと素直に世の中のお金の流れを理解したいと思って手に取りました。この本は本当にその期待を裏切りません。 父親が娘に語りかけるような親しみやすい口調で、格差がなぜ生まれるのか、借金とお金の関係、機械化による雇用への影響など、複雑なテーマを次々と解きほぐしていきます。難解な経済用語もできるだけ避けて、身近な例を引きながら説明してくれるので、経済学とは無縁の生活をしてきた僕でもすんなり頭に入ってきました。 特に印象的だったのは、お金と借金の関係について書かれた章。こうした根本的な仕組みを知ることで、ニュースで報じられる経済ニュースの見え方が変わるような気がします。家計管理を担当する立場としても、自分たちの日々の金銭活動がより大きな経済システムの一部であることを改めて認識させられました。 気軽に読める分かりやすさと、内容の深さのバランスが絶妙。経済について学びたいけれど、退屈な解説書は避けたいという人にぴったりの一冊です。

感想

経済のことを学びたいと思って手にとってみました。タイトルの通り「父が娘に語る」という形式で、難しい経済学を分かりやすく説明してくれるんだろうと期待していたんです。 確かに、歴史的背景から始まる流れや、格差がなぜ生まれるのかといった視点は興味深いです。でも正直なところ、わかりやすさという点ではちょっと物足りなさを感じてしまいました。章を進むにつれて、説明がだんだん複雑になっていく印象を受けて、素人の私には咀嚼しきれない部分が結構ありました。 公務員という仕事柄、経済知識は必要だと感じているので、もっとシンプルに本質的なところを掴める本を探していたのかもしれません。この本は著者の独特な視点が強く出ているので、既にある程度の経済知識がある人向けなのかなという気がします。 気軽に読書を楽しみたい派の私には、ちょっと重すぎたかなというのが正直な感想です。

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