ゼロ

ゼロ

堀江貴文

出版社:ダイヤモンド社 出版年月日:2013/10/01

ダイヤモンド社 | 2013/10/01

3.50
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

堀江貴文の本というと、どうしても警戒してしまう世代です。でも、このタイトル「ゼロ」と、逮捕後の人生について書かれているという説明に、ふと興味を引かれて手に取ってみました。 読んでみると、思いのほか誠実な内容でした。成功と失敗、そしてゼロになることの意味について、素直に語られています。派手さや詭弁はなく、むしろシンプルに「働くことの本質」を考え直させられました。人生経験が長いと、世間の評判だけでは判断できないこともあるんだと改めて感じます。 パート勤務の身ですが、この本で示されている「希望」の見つけ方は、立場や年代を超えて響くものがありました。完璧ではありませんが、一度失った人間の言葉だからこそ、説得力があるのだと思います。人生後半戦で考え直す価値のある一冊です。

感想

話題の人物による著作ということで手に取ってみました。逮捕という人生の転機を経験した堀江氏が、そこからどのような思考を深めたのか、その部分は興味深く読み進められました。 ただ、正直に申し上げると、内容としては既視感を拭えません。「働くことの意味」や「希望の再構築」といったテーマは、ビジネス書やエッセイの領域では繰り返し論じられてきた題材です。著者の個人的な経験が色濃く反映されている点は評価できますが、管理職として組織や人事に携わる立場からすると、実務的な示唆や新しい視点をそこまで得られたという実感がありません。 文章は平易でアクセスしやすく、多くの読者にとって入門的なテキストとしては機能するでしょう。ただ、人生経験を積んだ読者にとっては、やや表層的に感じられるかもしれません。時流に乗った話題作として一読の価値はありますが、深い思想性や革新性を期待すると、期待値とのギャップに直面する可能性があります。

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