帳の向こう

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國分 功一郎 / 若林 正恭

出版社:文藝春秋 出版年月日:2026/09/11

文藝春秋 | 2026/09/11

5.00
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みんなの感想

感想

オードリーの若林さんと哲学者の國分さんという、一見つながりそうにない二人の対談本。でも読んでみると、現代を生きる違和感をこんなに言語化してくれる本は珍しいなと感じました。 特に印象的だったのは「目的と手段」の社会への違和感。新社会人として働き始めた自分には、まさに今感じている疑問が次々と投げかけられている感じ。なぜ目的のためだけに生きなきゃいけないのか、その問い自体が普段の仕事の中で奪われていることに気づかされます。 若林さんのユーモアと國分さんの思想的な深さが絶妙なバランスで、読んでいて堅くならないんです。哲学書というと敷居が高いけど、これは対話形式で複雑な現代社会の構造がスルスルと理解できます。資本主義社会の中で「快適さ」を求めることすら勇気が必要という指摘は、働きながら常に最適化を求める自分たちに必要な視点だと思いました。 職場で何か違和感を感じている同世代にこそ読んでほしい一冊。話題になってる理由が納得できます。

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