人生で何かを諦めそうになった時に読む本
KADOKAWA | 2026/04/21
みんなの感想
SNSで見かけることが多い「諦めないアキラ」さんの本ということで、興味本位で手に取ってみました。正直なところ、こういった自己啓発系はちょっと構えてしまう派なんですが、この本は違いました。 何が良かったかというと、単に「頑張れ!」と励ましてくるのではなく、「何を諦めるべきか」という視点が新鮮だったんです。完璧を目指すことや、すぐに結果を求めることを諦める――そういう具体的な話が、アラフィフの私にはすごく腑に落ちました。仕事も人間関係も、ある程度の年齢になると本当にそれが大事なんだって、改めて気づかされます。 スニーカーや映画といった、アキラさん自身の好きなものの話も挟まれていて、読んでいて親しみやすいというか、説教っぽくない。仕事で疲れた日に、ちょっと立ち止まって「自分は何を大切にしたいのか」を考えるきっかけをくれる。そういう気軽な感じで読める1冊として、すごく好きです。
SNSで話題の著者だということで、少し興味を持って手に取ってみました。若い世代に支持されているようですが、72歳の私にはどう映るか試してみたかったのです。 本を読んでみると、「諦めていること」と「諦めていないこと」を整理する、という考え方そのものは悪くありません。人生経験の長い私からすれば、何かを諦めることの大切さは十分に理解できます。ただ、全体的には若い読者向けの励まし本という印象で、新しさを感じませんでした。 スニーカーや映画、古着といった著者個人の好きなものとの出会いを綴った部分は、読んでいて確かに温かみがありました。しかし、それらのエピソードから引き出される教訓が、やや表面的に感じられたのが正直なところです。 人生で何度も分岐点を迎えてきた身としては、もう少し深い思考や葛藤の描写があれば、より心に響いたのではないかと思います。悪い本ではありませんが、わざわざ勧めるほどの内容でもなく、可もなく不可もなく、という感じです。
SNSで話題の「諦めないアキラ」さんの初著書ということで、どんな内容なのか気になって手に取ってみました。 仕事のストレスや人間関係で疲れていた時期だったので、ちょうど良いタイミングだったのかもしれません。この本の素晴らしいところは、「諦めないこと」を美化していないということ。むしろ「何を諦めるのか」「何を諦めないのか」を明確に区別することの大切さを教えてくれます。 完璧主義を手放す、すぐに結果を求めない、自分の感覚を信じる——こうした考え方は、公務員という安定を求められる職業にいる私にとって、特に心に響きました。アキラさんが大切にしているスニーカーや映画、古着、本との出会いの話も素敵で、「好きなものを好きと言う」ことの大切さを改めて感じます。 気軽に読める構成なので、疲れた時に少しずつ読み進められるのも良い。明日また頑張ろう、そんな気持ちになれる一冊です。
SNSで話題になっていた「諦めないアキラ」の本がついに出版されたということで、興味本位で手に取ってみました。実は最近、仕事でプロジェクトが上手くいかず、やや投げやりな気分になっていた時期だったんです。 読んでみると、タイトルとは裏腹に「何を諦めるか」という視点が新鮮でした。完璧主義を手放す、すぐに結果を求めることをやめるといった内容は、41歳になって疲れ気味の自分にはまさに必要な視点。年相応の現実的さと、それでも前に進もうとする姿勢のバランスが、若い世代向けではなく大人にも響く内容になっています。 スニーカーや映画、古着といった身近な事例から自分のマインドを解き明かしていくアプローチも上手。堅苦しくなく、むしろ楽に読める実用エッセイという仕上がりです。 月曜日の朝、出社前に読み直したくなる良書でした。同年代の会社員なら、何か違う視点が得られると思います。