京都もっと深掘りさんぽ

京都もっと深掘りさんぽ

グレゴリ 青山

出版社:小学館 出版年月日:2026/03/06

小学館 | 2026/03/06

4.67
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

京都出張の合間に書店で見つけて、ついつい手に取ってしまいました。漫画エッセイということで気軽に読めるだろうと思ったのですが、予想以上に深い内容で驚きました。 石と橋、そして京都のディープなスポットを歩いて巡るというコンセプトが素晴らしい。何度も京都を訪れているつもりでしたが、「いけず石」や3千以上あるというお地蔵さんの話など、全く知らなかった視点がいっぱい。教材研究の息抜きに読んでいた時間が、すっかり京都への好奇心に変わってしまいました。 漫画とテキストの組み合わせで、視覚的にも理解しやすく、忙しい日常の中でも無理なく読み進められるのが良かった。マニアックなスポット紹介も多いので、次の京都訪問では必ずこの本を片手に歩いてみたい。普通の観光ガイドとは違う、京都の「ホントのトコロ」を知りたい人には本当にお勧めです。

感想

京都をこよなく愛する人間にとって、この本は実に興味深い一冊だ。漫画エッセイという形式で京都の「深掘り」を行うというコンセプト自体が、私のような思慮深く読書を選ぶ人間の心を掴んだ。 本書で特に感心したのは、単なる観光ガイドに終わらない視点である。三千以上あるお地蔵さんの話、「いけず石」の由来、老舗石材店での石燈篭の深掘りなど、京都という街の層を丁寧に剥いていくアプローチが実に知的だ。鴨川運河の橋を一之橋から南へ制覇していく企画も、街を知る喜びが感じられる。 山科の稲荷塚ご利益めぐりや、大石内蔵助の隠れ住んだ岩谷寺など、歴史と現在が交差する場所への目配りも素晴らしい。上賀茂神社パンフェスティバルやうどんライブハウスといったマニアックなスポットまで、著者の好奇心の向かう先に引き込まれる。 漫画という親しみやすい表現と、掘り下げられた知見のバランスが絶妙だ。京都をよく知る大人だからこそ味わえる、第三弾ならではの深さがある一冊である。

感想

京都が好きな友人から「これ面白いよ」と勧められて手に取りました。漫画エッセイということで、気軽に読める本かなと思っていたのですが、予想以上に奥深い内容で驚きました。 石や橋、お地蔵さんなど、何度も歩いている京都の道にこんなストーリーと工夫が隠れていたんですね。特に「いけず石」の話は印象的で、京都人の生活の知恵が形になった存在なんだと改めて認識しました。稲荷塚ご利益めぐりのような、ちょっとマニアックなスポット紹介も、観光ガイドには載らない京都の魅力を引き出していて素敵です。 漫画とエッセイの組み合わせが相性よく、視覚的にも文章でも楽しめるのが良いですね。公務員という仕事柄、新しい知識や地域の特性について学ぶことが好きなので、こういう「深掘り」視点はとても参考になります。京都への向き合い方が少し変わる一冊。次も気になっています。

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