あぶさん(23)

あぶさん(23)

水島 新司

出版社:小学館 出版年月日:1982/04/27

小学館 | 1982/04/27

2.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

長く続く人気作だからと期待を持って手にしましたが、正直なところ期待と現実のギャップがありました。 野球漫画というより人間模様を描く作品のようですね。あぶさんというキャラクターを通じて、様々な人生の場面を切り取る試みは興味深いのですが、23巻目ともなると既視感が強くなっているように感じます。毎回どこか似たような展開や心情描写が繰り返されているような印象を受けました。 また、主婦である私の視点からすると、ストーリーの流れがやや散漫に感じられます。一話一話は丁寧に描かれているのですが、それぞれが独立しているせいか、通して読んでも強い満足感が得られませんでした。酒場という舞台設定や昭和的な世界観は素敵なのですが、もう少し串刺しで物語が進む強い軸があると良かったなと思います。 長く愛読されている作品なので、根強いファンの方々にとっては重要な一冊かもしれません。ただ、初めてこのシリーズに手を取る人であれば、もっと初期の巻から始める方が良さそうだと感じます。

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