デクリネゾン

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金原 ひとみ

出版社:集英社 出版年月日:2026/02/20

集英社 | 2026/02/20

4.00
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

新社会人になって、いろいろな立場の大人を見る機会が増えたこともあって、この本を手に取ってみました。 シングルマザーの恋愛と、それが周囲に与える影響を描いた話なんですけど、率直に言うと「あ、こういう葛藤もあるんだな」くらいの感想です。母親が恋愛することの複雑さとか、家族のあり方について考えさせられる部分もあります。ただ、正直なところ登場人物たちの心理描写が自分の人生経験と結びつきにくくて、ぐいぐい引き込まれるような感じではありませんでした。 会話の中で出てくる「人生って0か100かじゃなくて、2と8とか6と4で生きてる」みたいなテーマは現代的だし面白いと思います。でも、話全体として盛り上がりに欠けるというか、淡々とした印象が最後まで続いちゃった感じ。つまり面白くないわけじゃないんですけど、特別に心掴まれるほどでもない、という感じです。もう少し違う視点から読むと印象変わるのかもしれません。

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