アサシンズプライド14 暗殺教師と紅紫舞踊

アサシンズプライド14 暗殺教師と紅紫舞踊

天城ケイ / ニノモトニノ

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/02/20

KADOKAWA | 2026/02/20

4.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

シリーズも14巻に突入し、いよいよ物語の大詰めへ向かっているんだな、と感じさせられた一冊でした。 古代世界からの帰還という大きな転換点を経て、クーファたちが新たなフィールドであるオハラへ降り立つ。ここまでのシリーズを追ってきた読者にとっては、世界観の奥行きがさらに広がる瞬間です。人類の新戦力をめぐる騒動というテーマも興味深く、単なる戦闘シーンの連続ではなく、政治的な複雑さや思想の対立といった深みが感じられます。 ライトノベルながらも、キャラクター設定や伏線の張り方に作者の意図が明確に見えるのが好印象です。新社会人として、限られた読書時間の中で効率良くエンタメと思考性を両立させたい身としては、こうした構成の良さは大変ありがたい。 ただ、本巻は展開の準備段階という側面が強いため、次巻への期待感は高まるものの、単体として一つの完結した満足感は若干物足りなく感じました。それでも十分に及第点以上の出来であり、シリーズファンなら間違いなく続きが気になる仕上がりだと思います。

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