読書三昧の本棚
感想

話題になっていたこの作品、やっと読み終わりました。ハードボイルド小説というと、どうしても男性向けのイメージを持っていたのですが、こんなに引き込まれるとは予想外でした。 工藤俊作という探偵を中心に、失踪した少女の事件が次々と複雑に展開していく様子は、まさにミステリーの醍醐味。一本の電話から始まる事件が、都市の人間関係という深い闇へと入り込んでいく過程が見事です。登場人物たちの心理描写も細かく、単なる謎解きではなく、人間ドラマとしても秀逸だと感じました。 自営業で日々の疲労がたまっていたせいもあるのでしょう、この本を読み始めたら一気読みしてしまいました。苦い真実へと向かう流れに、目が離せなくなってしまったんです。ドラマの原案者による作品ということで、映像化されたバージョンも見てみたくなりました。大人が読むべき一冊だと思います。

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