最近、心の不調について科学的に理解したいと思って手に取ったんですが、正直なところ期待と現実のギャップがありました。 脳科学的なアプローチという触れ込みは興味深いんですけど、内容が思ったより難しい割に、実生活に活かせるような具体的な情報が少ないんです。うつ病や睡眠障害などの症状は列挙されているものの、読んでいても「で、実際どうすればいいの?」という疑問が残ってしまう。16人の研究者による解説ということですが、各章が独立しているせいか、全体としてのまとまりや流れが感じられなくて、読んでいてちょっと疲れました。 新書というフォーマットのせいか、専門用語の説明も足りない部分があって、脳科学の基礎知識がない私には難しかったです。もっと「こういうときに脳内でこんなことが起きているから、こう対処しましょう」みたいな実践的な内容を期待していたんですが…。 医学系の気軽な読み物として楽しむなら、もっと入門的な本の方が良さそうだと感じました。
最近登録された他の本の感想
2026年08月07日
『屍人荘の殺人』を読んで以来、このシリーズのファンなので、第3弾の『兇人邸の殺人』をすぐに手に取りました。廃墟遊園地という設定からしてすでに怖いのに、そこに建つ奇怪な屋敷「兇人邸」が舞台となると…ドキドキが止まりません。 葉村と比留子の連携プレーは相変わらず秀逸で、ふたりの掛け合いを読んでいるだけで引き込まれます。今作は登場人物が次々と惨殺されていく緊迫感が、前作以上かもしれません。謎解きの爽快感と、サスペンスとしてのスリルが絶妙なバランスで成り立っているのが、このシリーズの魅力だと改めて感じました。 正直なところ、ミステリ要素と恐怖要素のどちらかに振り切ってほしいと感じる瞬間もありましたが、むしろその両立が新しくて面白かったのかもしれません。気軽に読めるミステリとして最高の一冊。巻末の綾辻行人との対談も興味深くて、著者の創作秘話が聞けるのは嬉しい特典でした。次巻も楽しみです!
2026年08月07日
競馬とか競輪って、正直なところ私の生活とは無縁だと思ってました。でもこの本を読んでみたら、公営競技がどんな背景で生まれて、どう変わってきたのかがすごく面白く学べました。 戦後の日本が経済的に困窮していた時代から、高度経済成長期を経て、バブルやその後の低迷期まで、公営競技の歴史って日本の経済そのものなんだなって感じたんです。単なるギャンブルの話じゃなくて、地域経済との結びつきや社会問題との関わりが丁寧に解説されているから、教養書としても読めます。 新書だから気軽に読めるのもいいですね。難しい経済用語もちゃんと説明してくれるから、この分野に詳しくない私でも納得しながら読み進められました。もちろん、競馬や競輪の愛好者さんなら更に深く楽しめるんだと思いますけど、そうじゃない人にも興味深い内容だと思います。日本の産業史をちょっと違う角度から眺めてみたい人にはおすすめですよ。
2026年08月05日
3Dモデリングに興味があって手に取ってみたんですが、正直なところ期待と現実のギャップを感じちゃいました。Autodesk AREAで100万PVというのはすごいなって思ったし、人体モデリングを色分けして学べるというコンセプト自体はいいと思うんです。でも実際に読んでみると、初心者向けっていうわりには専門用語の説明が不十分だったり、チュートリアルの流れが唐突に感じる部分が多くて…。オンラインのコンテンツはスクリーンを見ながら進められるからいいのかもしれないけど、書籍化されたことでそのメリットが活かしきれてない気がしました。図解ももう少し丁寧だったらなあ。完全初心者向けというより、基礎はある程度できてる人向けかな。本格的に学びたい人には物足りないし、気軽に始めたい人には敷居が高い。ちょっと中途半端な感じがしてしまいました。
2026年07月21日
タイトルだけで既にツボに入ってしまいました(笑)。装飾魔女のアニスが王都でのバリバリキャリアから一転、田舎でスローライフを目指すというストーリー、めちゃくちゃ面白かったです。 仕事で疲弊してる感じ、恋人の浮気というダブルパンチからの逃げ出し作戦…ちょっと自分の人生とも重なるシーンがあって、思わず笑いながらも考えさせられました。でも気分は全然重くなくて、むしろアニスのポジティブなエネルギーに引っ張られる感じ。 故郷での暮らしの中で出会う師匠の大魔女とか妹弟子とか、個性的なキャラが次々と登場するんですけど、誰もが愛おしくて。花や伝統模様を使った装飾魔術の描写も美しくて、読んでてリラックスできました。仕事の息抜きにぴったりな一冊です。のんびりしているようで、実は結構ドラマも詰まってるバランス感が最高。続きが気になります。
2026年07月10日
シリーズ第2巻ということで続きが気になって手に取ってみました。前巻での岩子の変化が印象的だったので、そこからどう展開するのか期待していたんですが…正直なところ、可もなく不可もなくという感じです。 妹・咲子と両親による障害が次々と現れるのは、ドラマとしては王道なんですけど、その展開が予想通りすぎて驚きが少ないんですよね。キャラの行動も「ここはこう動くだろう」という予測の範囲内に収まってしまっている気がします。 ただ、白蘭とのシーンは相変わらず良くて、彼の優しさや岩子への向き合い方は素敵だなと思います。主人公の内面的な成長も丁寧に描かれていて、その部分は読んでいて心が温かくなります。 結局のところ、恋愛ファンタジーとしては及第点ですが、ストーリーに新しい工夫が欲しかったなというのが正直な感想。シリーズを追い続けるかは微妙なところです。
2026年06月29日
6巻まで来ると、もう美世と清霞の関係性が本当に素敵で、毎巻楽しみにしてます!この巻は特に二人の絆が試される場面が多くて、ドキドキが止まりませんでした。 離ればなれになっていた状況から、互いを思う気持ちの強さが物語を動かしていくんですけど、そういう純粋なストーリーの運び方、私結構好きです。異能の設定も複雑だけど、ちゃんと読んでるとすんなり頭に入ってくるし。 マンガだからテンポよく読めるのも魅力。絵も綺麗で、感情的なシーンでは本当に引き込まれます。美世が強くなっていく様子も見どころだし、清霞の清霞たるゆえんみたいなものも感じられる。 ファンタジー要素と恋愛要素のバランスが良くて、気軽に読めるけど決して浅くない。続きが気になって仕方ないので、次巻も即買い確定です。このシリーズ、ほんと癖になります。
2026年06月28日
大学生活も後半に入ってきて、将来のお金のことがちょっと気になり始めたタイミングで手に取った一冊です。正直、金融系の本って難しいイメージがあったんですけど、この本は本当に読みやすい!図解が豊富だし、複雑な仕組みを簡潔に説明してくれるので、金融知識がゼロの私でもスッと理解できました。 特によかったのが、新NISAや証券口座の選び方など、いま実際に必要な情報が詰まってるところ。「危険な金融商品リスト」みたいに、やってはいけないことを明確に教えてくれるのも親切だなって感じました。なんとなく不安だったお金のことが、具体的にどう行動すればいいのか見えてくるんです。 改訂版だからこそ、最新の制度に対応してるというのも信頼できるポイント。これから社会人になる前に、基本的なお金の知識をつけておきたいという方には本当にオススメです。気構えなく読めるから、気軽に学べるのが最高!
2026年06月27日
漫画好きの友人にめっちゃ勧められて手に取った『国境のエミーリャ』の16巻。いやぁ、もう完全にハマってます。 このシリーズ、キャラクターの魅力が本当にすごくて、回を重ねるごとにどんどん深掘りされていく背景設定とかが最高。16巻でも新しい視点が加わったり、これまで謎だった部分が明かされたりして、飽きさせないんですよね。 何より絵がめっちゃ綺麗。細かいディテールとか表情の描き込みとか、読むたびに作者さんの技術に感動します。アクションシーンも迫力あるし、静かな場面での心理描写も素敵。 国境という設定を活かした世界観も好きだし、登場人物たちの関係性の複雑さと優しさのバランスが絶妙なんです。笑える場面もあれば、思わず考えさせられる場面もあって、気軽に読める漫画だからこそ、こういう多角的な魅力が光ってる気がします。 次の巻も早く読みたい!
2026年06月25日
異世界ファンタジーの設定に現代心理学を組み合わせるという、面白い試みの作品ですね。第2巻では登場人物たちの心の問題がより深く掘り下げられていて、その点は読んでいて引き込まれました。 ただ、正直なところ全体的には「いい話だな」で終わってしまった感じがします。心理カウンセリングのシーンは丁寧に描かれているんですが、ストーリーとしての盛り上がりが今ひとつ欠けているというか。リアムとのやり取りも、キャラの距離を縮めるためのプロセスとしては分かるんですけど、もう少し意外性や緊張感が欲しかったなって。 それでも、双極性障害など実際の精神疾患に真摯に向き合う姿勢は好感が持てます。魔法で解決しない心の問題を扱うという設定自体が、このマンガの最大の魅力なんだと思います。ちょっと淡泊な印象は残りますが、次巻がどう展開するかは気になります。
2026年06月25日
世界中で読まれているという話を聞いて、興味本位で手に取ってみました。正直、ここまで心を掴まれるとは思いませんでした。 シンプルなストーリーなのに、読むたびに心がじんわり温かくなる。少年が自分の夢を追いかけて旅をする中で、いろんな人に出会い、学んでいく過程がすごく素敵です。私たち大学生って、将来のことで不安になることばかりだけど、この本を読むと「自分の直感を信じてもいいんだ」って思わせてくれる。 何より驚いたのは、最後の展開。予想外の場所で宝物が見つかるんですが、その瞬間の少年の気づきが本当に美しくて。旅そのものが宝物だったんだ、ってなんだか腑に落ちました。 仕事が大変な時とか、人間関係で疲れた時とか、こういう時こそ読む価値がある本だと思います。気軽に読める文庫本だからこそ、何度も手に取りたくなる。世界中で愛されている理由が今ならわかります。
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