taroの本棚
水属性の魔法使い 第三部 東方諸国編 6(3-6)

水属性の魔法使い 第三部 東方諸国編 6(3-6)

久宝忠 TOブックス 2026年4月15日

感想

第三部も随分進んできたこのシリーズ、今回も手応え充分だった。主人公の水魔法使いがいよいよ本領を発揮する場面が増えて、シリーズ全体の流れもはっきり見えてくる面白さがある。 仕事で部下の育成に携わる身としては、キャラクターたちの成長過程が実に素直で好感を持てる。無理な設定ではなく、経験を積むことで力をつけていく、その過程がしっかり描かれているのは良い。長編になると往々にして話が散漫になるものだが、このシリーズは東方諸国編という新しい舞台での冒険を通じて、むしろ物語に引き締まりが出ている。 戦闘シーンも工夫が凝らされていて、派手さだけでなく戦略性も感じられる。短時間で気軽に読める娯楽として最適な一冊だ。次の巻への期待も高まるし、アニメとの組み合わせで楽しむのも面白い。このペースなら続きが待ち遠しいね。