本棚の住人の本棚
感想

新聞を読むのが好きな身からすると、この本は本当に面白かった。ウォーターゲート事件をめぐる報道の舞台裏が、これほど緊迫感を持って描かれているとは思いもしなかったよ。 二人の若き記者が、権力の中枢に隠された秘密を追い求める過程が、まるで自分もそこにいるかのように感じさせられる。真実にたどり着くまでの執念と慎重さ、そして勇気といったものが伝わってくる。ジャーナリストってこういう責任を背負ってるんだなあと、改めて認識させられた。 今から五十年近く前の実話なのに、現在にも通じる問題提起がある。権力を監視するメディアの役割の大切さが心に沁みる。文庫本だから気軽に読めるのもいい。パート帰りにちょっと読んで、続きが気になって徹夜してしまったほどだ。映画化されたのも納得の傑作。この歳になって、こんなに面白い本に出会えるのは幸運だと思う。ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊だ。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ