みつこの本棚
仕事ができる人の頭のなか

仕事ができる人の頭のなか

木暮太一 ダイヤモンド社 2026年2月19日

感想

最近、ボランティア活動で様々な年代の方々と関わるなかで、人によって仕事への向き合い方がこんなにも違うのかと気付かされることが増えました。そんな時に手に取ったこの本は、その疑問に対してひとつの道筋を与えてくれました。 著者が3万人を分析した結果から導き出された「できる人側」になるための法則は、非常に実践的です。単なる心構えや精神論ではなく、具体的で再現可能なアプローチが示されている点が評価できます。年を重ねた身からすると、若い世代がこうした知見を早期に知ることができるのは羨ましいほどです。 わたし自身、直接的な仕事からは退いていますが、ボランティアの運営業務や後進への指導という形で、依然として「仕事」に携わっています。この本で学んだ視点は、そうした活動のなかでも十分に応用できると感じました。特に「仕事を奪える」という表現の真意を理解することで、組織の中での立ち位置や貢献の仕方が見えやすくなります。 ただ一点、もう少し人生経験が豊かな事例があれば、さらに深い理解が得られたかもしれません。それでも、十分に満足のいく一冊です。

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