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感想

「魔女」シリーズもここまで来たのかという感じで、もう完全に水原というキャラクターの虜になってしまっています。第4作目となる本作は、これまで以上に複雑な人間関係と利害関係が絡み合っていて、読んでいて息つく暇もありません。 護衛という一見シンプルな依頼から始まる物語が、いつの間にか多くの勢力を巻き込んだ大きな陰謀へと発展していく構図が見事です。各章で次々と新しい脅威が現れるので、ページをめくる手が止まりません。自営業で仕事のストレスを抱えている日々だからこそ、こういう息もつかせぬほどのストーリー展開は本当にリフレッシュになります。 水原のキャラが相変わらず素晴らしく、困難に直面しても決して屈しない姿勢が何度読んでも応援したくなってしまいます。ただ、登場人物が増えてきたぶん、たまに誰がどういった立場だったか思い出す必要があるかな、というのは若干難点かもしれません。それでも、新潮新書というコンパクトなフォーマットで、ここまでのエンターテインメント性を詰め込んでいるのは素晴らしい。続きが気になります。

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