読書日和の本棚
化け猫かたって候

化け猫かたって候

早寝電灯 / 早寝 電灯 プランタン出版 2020年3月28日

感想

最初は『化け猫かたって候』のタイトル見たときちょっと変だなって思ったんですけど、読んでみたら想像以上に面白かったです。 社蓄リーマンが化け猫と強制結婚させられるって、ぶっ飛んだ設定なのに全然無理なく読めちゃうのがすごい。草太と喜八の関係が最初は無理やり感あるけど、同棲生活を通じて徐々に変わっていく過程が丁寧に描かれていて、キャラの成長が感じられます。 漫画として絵も綺麗だし、寄席のシーンとか日常のシーンとか、どっちも表現力豊かで引き込まれました。あと化け猫のキャラクターが本当にいい。妖怪なのに人間らしい部分もあって、そこが魅力的です。 BL要素もあるけど、それより二人の関係性や寿命の差という切ないテーマが心に残ります。異種間の愛ってテーマもいいし、疲れたリーマンが癒やされていく様子も好感持てます。高専の課題で疲れたときに読むと、自分も何か温かいものに包まれた感じがします。もう一回読みたいくらい、本当におすすめ。

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