両親がスマホを持ってても使いこなせていないのを見ていて、「何か良い本がないかな」と思っていたところで見つけました。自分自身、アプリは使ってるけど意外と機能を知らないこともあるので、一緒に読んでみたんです。 この本の素晴らしいところは、完璧を目指さないというスタンス。「すべてを使いこなす必要はない。ひとつできたら十分」という考え方が、すごく前向きで良いんです。仕事の合間に読んでも気負わず、シニア世代だけじゃなく誰にとってもアプローチしやすい内容になっていると感じました。 音声入力や地図、カレンダー機能など、実生活で本当に役立つ機能ばかりを丁寧に解説してくれています。親世代だけじゃなく、自分も「あ、こういう使い方があったんだ」と新しい発見がありました。説明が優しくて、スクリーンショットも分かりやすい。 若い世代にとっても、周りのシニア層をサポートするために読む価値はあると思います。何より、「できた!」という小さな達成感を積み重ねていく感じが、読んでいて心地よかった。
最近登録された他の本の感想
2026年06月01日
仕事が忙しくて、でもFP資格を取りたいという無理な願いを叶えてくれた一冊です。正直、難しい参考書は続かないタイプなので、このテキストの見た目の親しみやすさに惹かれて購入しました。 開いてみると、本当にオールカラーで図解が充実していて、眺めているだけでも頭に入ってくるような工夫が随所にある。専門用語も難しくまとめられすぎず、「ああ、そういうことか」と腑に落ちる瞬間が多いです。仕事帰りの疲れた脳でも読み進められるのが素晴らしい。 特に良かったのは、実技対応で金財と日本FP協会両方の試験に対応しているところ。どちらの試験を受けるか迷っていた私には、一冊で完結してくれるのが本当に助かります。短時間の学習で確実に理解できるというのは誇大広告ではなく、実際にそう感じました。 忙しい大人が資格取得を目指す時、こういう「頑張りすぎない」教材の存在って本当に心強いです。
2026年05月06日
仕事の疲れをリセットするために、ここ最近すっかり漫画にハマっています。『運命の巻戻士』も12巻まで来ましたが、相変わらず面白いですね。 このシリーズの魅力は、なんといってもストーリーの綻びのなさ。時間系統のSFものって矛盾が出やすいと思うんですが、ここまできちんと設定が守られているのは珍しいです。12巻では新しい展開も用意されていて、「えっ、そっちへ進むの?」という予想外の方向性に思わずページをめくってしまいました。 キャラクターの心情描写も丁寧で、主人公たちの苦悩や覚悟が伝わってきます。会社で疲れた脳みそでも、ちゃんと引き込まれる構成になっているのが素晴らしい。 強いて言えば、ボリュームが増えると全体像を把握するのが大変になりつつあるかな。でも12巻のこの時点での終わり方は秀逸。続きが気になります。シリーズを通して何度も読み返したくなる一冊です。
2026年05月06日
仕事の合間にサクッと読める短編集を探していて、この本を手に取りました。ミステリの名手たちによる犯人当て小説ということで、頭を使う読書ができるかなと期待していたんです。 実際に読んでみると、やはり一流の作家たちによる工夫は感じられます。特に綾辻行人や法月綸太郎の作品は、不意をついた結末で「あ、そっか」という納得感がありました。短編だからこそ、ページをめくるスピード感も心地よいですね。 ただ、全体的には「ミステリとしての完成度」と「読者への騙し方」のバランスが、若干ばらついているような印象を受けました。傑作と感じる作品もあれば、「まあ、こんなこともあるか」くらいの作品も混在していて。短編集の宿命かもしれませんが、通勤電車での読書には丁度いいけれど、じっくり頭を使いたい気分の時には物足りなさを感じるかもしれません。 気軽にミステリを楽しみたい時にはおすすめです。ただし傑作揃いかというと、そこまでではないかな、というのが正直な感想です。
2026年05月06日
仕事で疲れた夜に手に取った一冊が、こんなに引き込まれるとは思いませんでした。職場の人間関係や理不尽さで心が塞いでいる時期だったからかもしれません。 このお話、一見するとダークなテーマなのに、読んでいて妙に感情移入してしまうんです。親友を傷つける人間への怒り、その怒りが二人の間でどう波動していくのか。日々の鬱屈した気分を抱えながら生きている主人公たちの心理描写が本当に細やかで、思わず「そうだよな…」と頷いてしまいます。 展開が緻密で、一度読み始めたら止められません。むしろ先が気になってページをめくる手が止まりませんでした。犯罪計画というシリアスな内容なのに、どこか現代的なユーモアも感じられるバランスの良さ。大人の女性だからこそ理解できる、複雑な感情や葛藤が満載です。 文庫本なので通勤電車での読書にもぴったりでした。気軽に読める本と思いきや、心に残る仕上がり。もう一度読み返したくなる傑作です。
2026年03月31日
芥川賞受賞作ということで読んでみましたが、これは面白い。36歳でコンビニ店員を18年続ける女性の日常を描いた作品なんですが、読んでいて自分の人生と何度も重ねてしまいました。 主人公・恵子さんは一見すると「変わった人」かもしれません。でも読み進めると、彼女がコンビニの中に居場所を見出し、そこで「正常」であることの意味を考えている様子がすごく丁寧に描かれていて、思わず引き込まれます。マニュアルに沿った完璧な対応、変わらない店の空間、毎日同じルーティン——それって本当は多くの人が求めてるんじゃないかな、と思わされました。 38歳の会社員として、社会的な「正解」を歩むことの違和感もありますし、周囲の期待とのズレも分かります。だからこそ、恵子さんの人生選択が後半どう揺らぐのかが気になって、一気に読んでしまいました。 短編のような読みやすさと、社会への問い掛けのバランスが素晴らしい。何度も読み返したくなる一冊です。
2026年03月31日
上巻から続く物語、下巻はいよいよ核心へ迫る展開で一気読みしてしまいました。 新たな居住者・莉々亜の登場によって、スロウハイツという共同住宅に新しい空気が流れ込む様子が上手に描かれていて、人間関係の微妙な変化を感じながら読めるのが魅力。でも個人的には、あの128通の手紙の正体が明かされる部分が一番心に響きました。物語全体を貫く大事な伏線が、こんなところに隠れていたのかと思うと、上巻を読み直したくなるほど。 環が受け取った荷物をきっかけに、キャラクターたちの時間が大きく動き始める後半は本当に素敵です。仕事が忙しくて疲れている時だからこそ、こういう温かくて、でもどこか切なくて、人とのつながりを感じさせてくれる物語って必要だなって改めて思いました。 登場人物たちへの感情移入度がぐっと高まる下巻。シリーズ完結作としても、一つの物語の終わり方としても秀逸だと思います。
2026年03月23日
久しぶりに重めのサスペンスに手を取ってみました。小学校時代の出会いから人生が狂っていく、という設定は興味深いし、心理描写も丁寧だなと感じました。 ただ、正直なところ、上巻を読み終わった時点で「面白い!」とまでは言えないのが本音です。主人公の不運の連鎖は理解できるのですが、どうしても共感しきれない部分が多くて。会社員の日常の悩みとは別の次元の話なので、ついつい冷めた目で読んでしまいました。 「殺人願望」というテーマ自体は確かに問題作らしい重みがありますし、その心理に迫ろうとする姿勢は評価できます。ただ、物語として引き込まれるかというと、そこまでではなかったというのが正直な感想。通勤電車での気軽な読書には、もう少し軽めのものを選んだ方が良かったかな、と今は思っています。 下巻へ続くようですが、どうしようか迷い中です。
2026年03月18日
最初のタイトルだけで思わず手に取ってしまいました。内定取消という衝撃的なスタートから始まるストーリーって、本当にドラマチックですよね。 著者の松岡まどかさんが、実際に起業して10億円企業を作った経験を基にしているということで、単なるフィクションではなく、生きた現場の話として読めるのが最高です。AIを活用した経営戦略の話も出てきますが、難しすぎず、むしろ新時代のビジネスってこんな感じなんだ、という発見がありました。 会社員として働いている身としては、「崖っぷち」という状況から這い上がろうとする主人公の姿勢に、何度も励まされました。失敗もあるし、葛藤もある。でもそれがリアルで、だからこそ応援したくなる。エッセイと小説が混在したような読み心地も、38歳の大人だからこそ心地よく感じられた気がします。 通勤時間にさっと読めるサイズ感も好ポイント。仕事の息抜きに、そして時には仕事人生の再考のきっかけに。こういう本、もっと増えてほしいなって思いました。
2026年03月16日
テレビで見かけるあの番組の書籍化ということで、つい手に取ってしまいました。国分太一さんとケンタロウさんの楽しそうな雰囲気は相変わらず素敵なのですが、本として読むとちょっと物足りなく感じてしまったのが正直なところです。 レシピ自体は初心者向けでわかりやすいのは良いのですが、正直なところボリュームの割に新鮮味がありません。番組を見ている人なら既に知っている内容がかなり多くて、「この本だからこそ」という特別感があまりないんですよね。トークのセクションも、テレビで何度も聞いた話が多く、新しい魅力を発見するのは難しかったです。 仕事で疲れているときは、手軽に料理ができるレシピ本を求めているので、もう少し実用的な工夫や、本独自の企画があればよかったなと思います。テレビの延長線上として読むなら楽しいかもしれませんが、あえて本で買う価値があるかと言われると、微妙なところです。気軽に読める一冊ではありますが、期待値とのギャップが少し残りました。
2026年03月16日
月面で発見された謎の死体から始まるこのハードSFの傑作、やっと読みました!最初は「こういう系って難しいのかな…」と不安だったんですが、そんな心配は無用。ぐいぐい引き込まれてしまいました。 5万年前の死体という設定だけで既に惹かれるのに、そこから展開する物語がこんなに面白いなんて。科学的な推理とミステリー的なワクワク感が絶妙に混ざり合っていて、通勤電車の中でもついつい続きが気になってしまう。仕事のストレス解消には最適です。 著者の綿密な世界観構築に本当に感心しました。SF初心者の私でも理解しやすく、かつ本当に起こりそうな雰囲気で描かれているのが素晴らしい。キャラクターたちも魅力的で、彼らがどこにたどり着くのか目が離せませんでした。 文庫版なので読みやすいし、長編ですが一気読みしたくなる面白さ。もう完全にこのシリーズの虜です。もっと早く読んでおけばよかったな…と本気で思ってます。気軽に読める本としてではなく、本気でおすすめしたい一冊ですね。
タイトル
読書状況
評価
感想
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。