ひなたの本棚
運命の巻戻士(12)

運命の巻戻士(12)

木村風太 小学館 2026年4月28日

感想

仕事の疲れをリセットするために、ここ最近すっかり漫画にハマっています。『運命の巻戻士』も12巻まで来ましたが、相変わらず面白いですね。 このシリーズの魅力は、なんといってもストーリーの綻びのなさ。時間系統のSFものって矛盾が出やすいと思うんですが、ここまできちんと設定が守られているのは珍しいです。12巻では新しい展開も用意されていて、「えっ、そっちへ進むの?」という予想外の方向性に思わずページをめくってしまいました。 キャラクターの心情描写も丁寧で、主人公たちの苦悩や覚悟が伝わってきます。会社で疲れた脳みそでも、ちゃんと引き込まれる構成になっているのが素晴らしい。 強いて言えば、ボリュームが増えると全体像を把握するのが大変になりつつあるかな。でも12巻のこの時点での終わり方は秀逸。続きが気になります。シリーズを通して何度も読み返したくなる一冊です。