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風の谷のナウシカ(7巻セット)

風の谷のナウシカ(7巻セット)

徳間書店 2003年10月1日

感想

映画版『ナウシカ』は何度も観ているが、まさかコミックス版がここまで壮大な物語だったとは。7巻セットで一気に読み通して、すっかり引き込まれてしまった。 映画で描かれるのは序章に過ぎず、その先の世界がこんなにも深いとは知らなかった。宮崎駿が描く腐海の世界観、複雑に絡み合う各勢力の思惑、そしてナウシカという少女が直面する究極の選択——すべてが息つく暇もなく展開していく。大人が読んでも引き込まれる重厚さがある。 流行りものをチェックするのが習慣だが、こと宮崎作品については時代を超越している気がする。むしろ年を重ねた今だからこそ、登場人物たちの背負う葛藤や信念の違いが鮮明に見える。仕事で疲れた帰宅後、ページをめくる手が止まらなくなった。 懐かしさと新鮮さが同時に味わえる傑作。この機会に改めて読破できて本当によかった。

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