石井の本棚
フィギュア王(337)

フィギュア王(337)

ワールド・フォト・プレス 2026年2月28日

感想

久しぶりにフィギュア王を手に取ってみたのですが、期待値とのギャップに少し落胆してしまいました。 ウルトラマンオメガの完結特集ということで、設定資料やデザイナー視点の原色デザイン図鑑など、企画自体は興味深いものです。ただ、実際に開いてみると、内容のバランスが少し物足りなく感じます。怪獣図鑑のボリュームは確かにありますが、深掘りの感覚が薄く、ファンには既知の情報が多いのではないでしょうか。 また、他の特撮作品の情報も複数掲載されているため、メイン特集に対する集中度が散漫になっている印象を受けました。エンジニアとして細部へのこだわりを求める癖があるのかもしれませんが、せっかく「完結記念」という特別な企画なら、もっと深い考察やインタビュー内容の充実度があってほしかった。 資料性としての価値は確かにありますが、完結作品への思い入れがある方には少々物足りない一冊かもしれません。