ひろの本棚
不器用な先輩。(11)(完)

不器用な先輩。(11)(完)

工藤マコト スクウェア・エニックス 2026年2月25日

感想

最後の巻ということで、どういった決着がつくのか気になって読み始めました。上司と部下という立場の違いがある中での恋愛模様は、新社会人の自分にとってかなりリアルで、思わず引き込まれてしまいました。 特に印象的だったのは、二人がそれぞれ不器用さを抱えながらも、相手のことを思いやる姿勢が丁寧に描かれていたところです。派手なドラマ展開ばかりじゃなくて、些細なやり取りの中に心情の揺らぎが表現されているのが良かった。最終巻での緊急事態も、物語を盛り上げるためだけじゃなく、キャラクターたちの本当の気持ちを引き出すためにちゃんと機能していたと思います。 始まりから完結まで、主人公たちの関係がどう変わっていくのかを見守る感覚で読めたのは、この作品の大きな魅力だと感じます。11巻という長さも決して長すぎず、キリのいいところで終わったので、読み終わった後の満足感があります。恋愛ものが好きな人にはもちろん、職場での人間関係に興味がある人にもおすすめできる作品です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ