みんなの感想
なんとなくゾワッと居心地の悪い短編集だった 表題作のホテル・カイザリンは秘密を わかちあう二人の女性の話。 静寂と孤独を心ゆくまで味わえる場所。 何とゴージャスな。 こんなホテルで家事やら仕事やらから 解放されて自分だけの時間を過ごせたら 贅沢なことなんだろう、と羨ましげに 読んだけれどストーリーは嫌ミス的な展開 後味悪ーー 他人の物ばかりを欲しがる女の子の末路や 学園祭での降霊会、幼馴染に追及される僕 えっ、そういうこと・・・これも後味悪いー 朝方になると洗濯機の音がうるさい上の部屋 これはホラーなの? とおもいきや、なるほど 確かに事故物件より怖い未事故物件 妻と離婚した小説家の話、モラハラ夫って 自覚ないものなんでしょうかね。 バレエをあきらめた女性がパリで再起する話 これは、走り出したくなるような幸福感で 終わってよかった。 一番心に残ったのは宿命的な死に蝕まれた村の お話「孤独の谷」 これだけで1本、長編が書けそうなぐらい ミステリーとホラーが合わさって 続きが気になって引き込まれた。 こちらもダークな結末 それぞれ印象的な話ではあったけど ううーーん、近藤史恵さんの作品の中では 私的には今一つだったかなぁ・・・ ちょっとなんか陰湿って感じの話は苦手なのだ。
最近登録された他の本の感想
2026年08月31日
東京大学出版会ということで、アカデミックな重厚さを期待して手に取りました。時間と進化というテーマは、複雑系やシステム思考に携わるエンジニアとしても興味深いトピックです。 ただ、読み進めてみると、期待していたような新しい知見や斬新な視点があまり得られませんでした。時間という概念と生物進化のメカニズムを扱っているのですが、各章が独立気味で、議論の流れが必ずしも明確ではないというのが正直な感想です。哲学的アプローチと科学的アプローチが混在しているのは興味深いのですが、その統合がやや不十分に感じられました。 専門書というわけではなく、一般向けの人文思想書という位置づけであれば、もう少し読みやすい構成や、より具体的な例を交えた説明があるとよかったと思います。著者の問題提起自体は価値あるものですが、それを読者にどう伝えるかという部分で工夫の余地があります。 決して悪い本ではありませんが、他にもっと秀逸な同テーマの著作を読んできた身としては、やや物足りなさが残ります。大学の研究に興味のある方には有用かもしれません。
2026年08月31日
8巻まで来て、このシリーズの魅力がさらに増している印象を持ちました。 エンジニアの仕事をしていると、論理的な問題解決や緻密な計画立案に頭を使うことばかりなので、こういった恋愛ストーリーを読むのは良いリフレッシュになります。本作のオリヴィアは、天才的な頭脳を持ちながらも恋愛に関しては不器用という設定が、非常に説得力があって面白い。仕事人間の自分としても、その心理状態がリアルに感じられます。 今巻は展開が予想外でした。婚約破棄というシリーズの重要なイベントが再び起こるという構成で、読者の予想を上手く裏切りながらも納得できるストーリー展開になっています。サイラス王子とオリヴィアの関係性の進展も丁寧に描かれていて、キャラクターの成長が見て取れるのが良い。 マンガ表現としても完成度が高く、表情や会話から登場人物の感情が伝わってきます。慎重派の自分としては、事前にレビューを確認してから購入するのですが、このシリーズは確実な満足度が期待できます。次巻も楽しみです。
2026年08月30日
南国の雰囲気ってなんか好きで、ついつい手に取っちゃいました。愛才りあちゃんの写真集『Ria-lity』は、タイでの撮影ということもあって、背景の風景がめっちゃいいんですよ。南国のブルーな海や古い建物の雰囲気が、彼女の透き通った美しさを引き立ててくれてるというか。 何より、このタイトル『Ria-lity』の世界観が統一されてて、単なる写真集じゃなくてひとつのストーリーを見てる感じがするのが素敵。Eカップの美乳もそうだけど、8頭身のバランスの良さとか、アイドルフェイスとのギャップとか、見どころがほんと多い。大人っぽい雰囲気の写真も入ってて、彼女の新しい一面が見られるのもいいですね。 忙しい会社員生活の中で、仕事帰りにこういう作品でリフレッシュするのって結構大事だと思うんです。疲れた時にパッと開いて、きれいなものを眺める。そういう気軽さと、ちゃんと撮影のクオリティが高いところのバランスが最高です。新人アイドルの記念すべき1st写真集として、これ以上ないくらい素敵だと思いました。
2026年08月28日
最近、腰の調子が気になるようになったので、手に取ってみた一冊です。脊柱管狭窄症の仕組みを図解で学べる部分は確かに興味深いのですが、実際に役立てようとするとなかなか難しい。 医大病院式という触れ込みで期待していたのですが、説明が複雑で、実際どのエクササイズをどの程度やればいいのか、私たちのような素人には判断しづらいんです。痛みが出ている時に無理にやるのも怖いし。また、本の構成が少し整理不足な気がして、何度も同じ内容が繰り返され、読んでいてモヤモヤしてしまいました。 医学的な背景を学ぶという意味では価値があるかもしれません。ただ、「自力で克服」というキャッチコピーの割には、個人差への配慮が足りないように感じます。結局のところ、医者の診察を受けた上で、専門家の指導を受けながら取り組むべき問題なのではないかと読後に思いました。
2026年08月28日
新社会人になって、仕事の疲れが溜まる日々が続いているので、この作品シリーズはもはや心の栄養になっています。第37巻も期待を裏切らない面白さでした。 働かないふたりの日常って、一見つまらなさそうに思えるかもしれませんが、そこに描かれるキャラクターたちとの関わりや、小さな出来事への向き合い方が本当に素敵なんです。守と春子のやり取りは相変わらず温かみがあって、読んでいてほっこりします。 今回収録されている「夜ふかし好きなお婆さんとの夜の話」と「コートを手放す話」は、その世界観を象徴するエピソードとして完成度が高い。何気ない日常が丁寧に描かれているからこそ、そこに込められた想いが伝わってくるんです。 新社会人として、日々のプレッシャーに直面している自分にとって、このシリーズのペースの良さと優しさは貴重です。描き下ろしの4コマやおまけ漫画も充実していて、完全版として買う価値は十分あります。長く愛し続けたい作品の一つです。
2026年08月28日
シャーロック・ホームズシリーズの続編が出ているなんて!話題になっているのを見かけて、思わず手に取ってしまいました。 クラシック探偵小説の傑作に新たな物語を加えるなんて、これまで勇気がいるのではないかと思っていたのですが、この作品はなかなかのもの。ワトスンの手稿という仕掛けで、知られざる事件へ引き込まれていきます。ハイゲイト墓地での遺体消失という不気味な事件設定は、現代的なホラー要素も含みながら、やはりホームズの論理的な推理の魅力を損なっていない。 何より素晴らしいのは、原作の世界観を尊重しながらも、読み手を新しい謎へと導く構成です。懐かしさと新しさのバランスが絶妙で、往年のファンも新しい世代の読者も楽しめるのではないでしょうか。会社の行き帰りで読み進めるのが楽しみになってしまいました。文庫本というのも手頃で、ついつい続きが気になってしまう。次巻の刊行を、今か今かと待っています。
2026年08月27日
SAOシリーズはずっと好きだけど、このUnital Ring編はマジで面白い。今回のユナイタル・リングVIIIは、エオラインっていう新しいキャラが登場するんだけど、ユージオに似ているらしくて、その辺りのストーリーの繋がりが気になる。 何がいいかって、単純に冒険とバトルだけじゃなくて、陰謀とか政治的な駆け引きみたいな部分が増えてきた感じ。キリトがアンダーワールドで何をしようとしてるのか、そして《魔女》とかいう謎のキャラが何を狙ってるのか、その辺りの話の流れが超気になる。二つの世界で同時に話が進むところも、読んでて目が離せなくなる。 キャラたちの心理描写も丁寧で、読んでてキリトたちの気持ちが伝わってくる。ここ最近のSAOの中でも特に引き込まれたし、次がどうなるのか早く知りたい。シリーズを追い続けている人なら絶対に読むべき一冊だと思う。
2026年08月27日
このタイトルを見かけたとき、「優雅な恋愛小説かな」と気軽に手に取ったのですが、読み始めると想像以上に複雑で深い内容に引き込まれました。 主人公の女性が、完璧に思えた人生の中で感じ始める違和感や疑問の描き方が本当に秀逸です。妻として、母として、一人の女性として——その揺らぎが丁寧に、それでいて緊張感を持って描かれています。家庭という安定した環境の中で、心が揺り動かされていく過程を読むと、自分自身の人生や選択についても考えさせられます。 ただ、正直に言えば、登場人物たちの感情の動きが時に理解しにくい瞬間もありました。夫婦の愛情、親子関係といった深いテーマに向き合う分、読み手にも集中力が必要です。でも、その難しさがあるからこそ、この作品の奥行きや美しさが引き立つのだと感じます。 家事の合間に何度も立ち止まって、ページをめくる手が止まることが何度もありました。女性なら特に、考えさせられることが多い一冊だと思います。
2026年08月27日
珈琲店タレーランシリーズの9作目。毎回楽しく読んでいるシリーズなので、今回も手に取ってしまいました。 相変わらず珈琲店という舞台設定は素敵で、バリスタの切間美星とアオヤマの掛け合いも心地よい。謎解きの要素も適度に盛り込まれていて、気軽に読む分には十分楽しめます。ただ、正直なところ今作は少し物足りなさを感じました。 レビューサイトへの悪評投稿と消失した猫といった複数の謎が絡み合う設定は興味深いのですが、解き明かされる過程がやや駆け足気味というか、もう少し丁寧に追っていきたかったな、という印象。掌編「優しい人」も収録されているので、ボリュームの問題ではないんですけどね。 シリーズを追い続けている人なら問題なく読める一冊ですし、珈琲店の日常を見守る感覚で読むには心地よいです。ただ、全体としては可もなく不可もなく、という感じでしょうか。次巻に期待したいところです。
ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し
読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。
ネタバレを表示しますか?
この感想には物語の内容に関するネタバレが含まれている可能性があります。
ブクマとは
読んだ本を、かんたんに記録できる
読書管理サービスです。
あなただけの本棚をつくる
気になる本を検索して簡単登録。絞り込みや並び替え、削除も簡単です。
ブックリストで分類・整理
「お気に入り」「気になる本」など、自由にブックリストを作成できます。
感想・評価・メモを残す
読んだときの気持ちや、心に残った言葉を自由に記録できます。
共有と発見の楽しみ
他のユーザーの本棚や感想から、新しい一冊に出会えます。
読書体験をシェア
自分の本の感想やブックリストをSNSでシェアすることもできます。
ブクログから本棚を移行
これまでブクログで管理していた読書記録を、ブクマへインポートできます。