夜読み派の本棚
Blue Highways: A Journey Into America

Blue Highways: A Journey Into America

William Least Heat Moon / Bill McKibben BACK BAY BOOKS 1999年1月1日

感想

話題の海外文学作品ということで手に取ってみました。アメリカの田舎道を旅する紀行文で、確かに独特の世界観は感じられます。ただ、正直なところ期待値が高すぎたのか、読み進めるのに時間がかかってしまいました。 著者の観察眼は鋭くて、小さな町の風景描写や出会った人々とのエピソードは興味深いんです。でも全体的にはゆったりとしたペースで、ページをめくっていても「ああ、今はここにいるのね」という感じで、引き込まれる感覚がなかったというか…。何か突き刺さるものを期待していた分、少しもの足りなく感じました。 翻訳作品だからかもしれませんが、文体が若干退屈に感じる部分も。アメリカ文学好きの人には刺激になるんだろうなと思いますが、私の中での優先順位は高くありませんでした。古典的な旅の記録として評価する余地はありますが、現代の読者にどこまで響くかは人それぞれなのかもしれません。

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