しんの本棚
感想

正直に言うと、エッセイ集なんて読むのは初めてだったんですよね。いつも漫画やラノベばかりだから、こういう古典的な本は敬遠していたんです。でもこの本は本当に良かった。 チャペックが描く園芸家たちの姿勢が素敵で、読んでいて自分も何か植物を育ててみたくなってしまいました。別に園芸に興味がなくても大丈夫。むしろ、なぜこんなに人は何かを育てることに熱中するのか、その本質みたいなものが軽いタッチで伝わってくる感じです。 文体も思ったより読みやすくて、難しい表現が少ないのが良かった。月ごとのエッセイなので、毎日少しずつ読むのにちょうどいい。一気読みもできますが、季節の移ろいを感じながらゆっくり進めるのが作者の意図なんだろうなと思います。 完璧な本ではないけど、新しい視点をくれた良い一冊です。同じような本をもっと読んでみたくなりました。

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