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現代思想(2026 3(vol.54-4)

現代思想(2026 3(vol.54-4)

青土社 2026年2月26日

感想

青土社の「現代思想」は毎号欠かさずチェックしているが、この号も期待を裏切らない充実した内容だった。最新の理論動向を的確に捉えた特集は、フリーランスとして独学を続ける身にとって知的刺激が大きい。 複数の論者による多角的な視点が提示されているため、単一の観点に陥りやすい自分の思考を相対化する機会になる。特に気になった論文は、じっくり時間をかけて読み込む価値があると感じた。難度は高いが、その分だけ読後の達成感がある。 唯一、掲載論文の分量差が大きく、短めの寄稿で物足りなさを感じる部分もあった。ただこれは同誌の体裁上の問題であり、内容の質とは別問題だ。人文・思想系の新書や単行本に比べると、現代思想は時間をかけてじっくり向き合う必要があるメディアだと改めて実感した。継続購読する価値は十分にある。

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