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コミュニティデザイン

コミュニティデザイン

山崎 亮 学芸出版社 2011年5月1日

感想

フリーランスとして仕事をしていると、クライアントとの関係構築の重要性が身に沁みる。この本は、その本質を見事に言語化している。 山崎亮のデビュー作は、一般的なデザイン本の枠を大きく超えている。公園や地域といった「場」を単に美しく作るのではなく、そこで人々がどう関わり、どう使うのかというコミュニティの形成まで視野に入れるアプローチは、まさに現代の社会課題解決型デザインの先駆けだ。 印象的なのは、著者が実際に全国各地の現場で実践してきた具体例が豊富に紹介されていること。理論だけでなく、試行錯誤のプロセスが丁寧に描かれており、自分の仕事にも直結する示唆が多い。単なるデザイン手法の書ではなく、人と社会の関係性を再構築する思想書としての価値が高い。 フリーランスとして、クライアントとユーザーをつなぐ橋渡しができるかが問われる時代。この本から学べることは想像以上に大きかった。仕事の質を根本から問い直す、良い刺激になった。

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