16巻まで続いてるこのシリーズ、相変わらず主人公の無能演技と実際の策謀のギャップが面白いんだけど、今巻はちょっと焦点が散ってる感じがしたな。王国との戦争準備とか、新しい敵キャラとか、設定は盛り盛りなんだけど、話がグチャッてしてる印象。 面白い場面ももちろんあって、マルセルとの知略戦のくだりとか、緊張感あって好きだし、モンスターが出てきてからの怒涛の展開も悪くない。ただ、どれもこれも「推し進める」感じで、落ち着いて話が進まないというか。歴代の巻と比べると、サクサク読めるけど余韻が残りにくい。 まあ、シリーズ物だし15巻の流れから続いてるから仕方ないのかも。次巻の盛り上がりに期待するって感じでいいかな。長く続いてるだけあって、安定感はあるし、好きな人には十分楽しめると思う。個人的には、もうちょい一つの事件に時間かけてくれたら好きになれそう。
最近登録された他の本の感想
2026年09月09日
星新一ってショートショートの人って印象だったから、エッセイ集とは意外だった。でも読んでみたら、これがすごく面白くて一気に引き込まれちゃった。 SF作家本人が書いた、創作の裏側とか人間関係とか、そういう話ばっかりなんだけど、やっぱり才能のある人は違うなって感じ。江戸川乱歩とか小松左京とか、有名作家との付き合いの話も興味深いし、5000年後のタイムカプセルに何を入れるかとか、こういう視点の面白さってショートショートと通じるものがあるんだなって気づいた。 幼少期から晩年までを時間順で追えるから、一人の創作者がどう成長していったかも見えるのが良い。ユーモアたっぷりの文章だから、読んでて笑える場面もいっぱい。自分はまだ創作とか本気で考えてないけど、こういう創り手の思考回路って参考になるし、単純に読んでて楽しい。正直もっと有名になってもいい本だと思う。
2026年08月25日
86が話題になってるのを見かけて、ついに読んでみました。正直予想以上に面白かった。 無人兵器による戦争という設定だけでも興味引かれたんですけど、実は「存在しない第86区」という裏の真実が隠されてるっていう構成がヤバい。表向きの綺麗事と現実のギャップがこんなにも悲しいなんて…。主人公のシンと指揮官のレーナのやり取りも、遠く離れた二人が通信でつながってるというシーンの緊張感がすごく伝わってきます。 キャラたちが単なる兵士じゃなくて、それぞれちゃんと個性や思いを持ってるところも好きです。死地に向かう若い世代がどう向き合うのか、その覚悟みたいなものが伝わってくる。世界観の設定もしっかりしてて、ライトノベルだからといって侮れない完成度ですね。 続きが気になってしかたないです。次巻も読みたい。
2026年08月22日
未館成の殺人、マジで面白かったです。孤島で連続殺人が起きるって設定だけで引き込まれるのに、途中から「え、ちょっと待って」ってなる展開が次々と出てくる。普通のミステリーと違って、犯人がなぜわざわざ殺人をするのかって疑問がずっと頭の中に残るんですよ。 高専の課題で忙しい時に読み始めたんだけど、一気読みしちゃいました。孤島×食料不足×殺人って絶望的な状況なのに、そこでなお人間の心理が複雑に絡み合ってる感じがすごい。新本格ってやつがこういうことなんだって初めて理解できた気がします。 ラストの真犯人の動機とかトリックとか、全部がパズルみたいにピタッとはまる快感は、ライトノベルとはまた違う面白さ。館ものの新しい形として、これはホントに傑作だと思う。ミステリー初心者にもおすすめできますよ。
2026年08月11日
「わたしの幸せな結婚」が面白かったから、この続編も読んでみました。期待通り、いや期待以上に良かったです! 前作で朝名が咲弥の家に来たところからの話なんですけど、この巻では朝名自身の葛藤がすごく丁寧に描かれていて、単なる恋愛ストーリーじゃないんだなって感じました。家族から守られるだけじゃなくて、自分で立ち向かおうとする姿勢が本当にカッコいい。咲弥との関係も深まってますし、二人の絆がより強くなるのが読んでいて気持ちいいです。 和風の設定も相変わらず魅力的で、帝都の雰囲気が頭の中に浮かんできます。人魚の血っていう特別な設定があるから、ファンタジー要素もあって退屈しません。ページをめくる手が止まりませんでした。続きが気になるので、次巻も絶対読みます。このシリーズ、本当にハマります。
2026年08月05日
学校の図書室で見つけた本なんですけど、タイトルだけ見ると難しそうだなって思ってたんです。でも実際に読んでみたら、めっちゃ面白くて一気読みしちゃいました。 養老孟司さんって有名な人らしいんですが、「ものがわかるってなんだろう?」っていう、誰もが漠然と思ってることを真正面から考察してる感じ。難しい学問的な説明じゃなくて、日常の例を使いながら説明してくれるから、頭に入りやすいですよ。 特に印象的だったのが、答えが出なくても考え続けることが大事っていう部分。高専の勉強をしていると、つい「正解を探さなきゃ」って焦っちゃうんですけど、この本を読むと考えるプロセス自体が自分を成長させるんだって気づかされました。 ヨシタケシンスケの推薦も納得。エッセイって堅い印象でしたが、こんなに気軽に楽しめるんだって発見でした。受験勉強の息抜きにもぴったり。読んだ後、世界の見え方がちょっと変わった気がします。
2026年07月23日
ついに完結したんですね。23巻まで続いた転スラ、正直ここまで長くなるとは思ってませんでした。 全体的には、シリーズを通して楽しませてくれたなっていう感じです。リムルのチート能力とか、個性的なキャラたちとか、やっぱり面白い要素は変わらないですよ。ただ終盤に向けて話が複雑になりすぎちゃったのかな、って思う場面もありました。いろんな勢力が絡んでくるし、伏線も多いし。 最終巻ってことで盛り上がりを期待してたんですけど、終わり方としては「あ、そっか」みたいな感じで。悪くはないけど、もうちょっと熱かったら良かったなー。序盤の勢いがあれば最高だったんでしょうけど。 それでも長いシリーズを完走させただけでも大変なことだと思うし、これまでの話を思い返すと十分楽しい時間をくれた作品です。高専の勉強の息抜きにちょうど良い読み物だったし、今からでも最初から読み直すのもいいかもって思ってます。シリーズを追ってきた人なら、やっぱり最後まで見届けるべき作品ですね。
2026年07月19日
ドラえもんの映画化記念版ということで、思わず手に取ってしまいました。正直、スペシャル版なので値段はちょっと張るなって思ってたんですが、実物を見てビックリ。キラキラの表紙に透明カバーがかかってて、めっちゃ高級感あります。手に取るだけで「あ、これ特別だな」って感じるのが好き。 肝心の漫画本編も、用紙の質がいいせいか印刷がめちゃくちゃキレイ。カラーページも鮮やかで、昔のてんとう虫コミックス版とは全然違う。同梱されてる別冊も興味深くて、「海底鬼岩城」についての資料がまとめられてるから、ドラえもんの歴史を知りたい人には良さそう。 ただ、内容自体は元々の大長編を読み直してるので、新しい驚きはないというか。でも装丁の豪華さと、映画への期待感でテンション上がります。2026年の映画公開まで、このスペシャル版を眺めながら待つのもいいかもしれません。推し推しです。
2026年07月15日
入間くんシリーズ、ついに50巻まで来たか!この巻はマジで熱かった。アンリ編のフィナーレということで、メリーゼの出産から容体急変まで、ドラマティックな展開が次々と押し寄せてくる感じ。悪魔たちのそれぞれの想いが交錯してるシーンは、キャラクター達が本当に生きてるんだなって感じさせられる。 何が良いかって、ここまでの長い話の中で積み重ねてきたキャラの関係性が全部活きてるところ。新しく登場したキャラもいるけど、今までのストーリーが無駄じゃなかったんだって実感できる。絵も相変わらず迫力があって、特に重いシーンでの空気感の出し方が上手い。 後半の新学期×新章突入の部分も気になるし、ここからどうなるんだろうって続きが気になって仕方ない。51巻が早く読みたい。長く続いてる作品だからこそ、まだこんなに盛り上がってるのって本当に凄いと思う。高専の勉強の息抜きに、いつも通り一気読みしちゃいました。
2026年07月14日
待ってました!第10巻!ついに嵐子の気持ちに大きな変化が起きるみたいで、めっちゃ気になってた部分がようやく動く感じですごい。 これまでのシリーズを読んでると、嵐子と栢くんの関係がどうなっていくのか気になっていたんだけど、この巻は本当にドキドキが止まらない。クラスメイトの女子とのシーンとか、嵐子のモヤモヤした心情とか、そういう複雑な気持ちがリアルに描かれてて、キャラクターに感情移入しちゃう。栢くんのセリフも良くて、二人の関係が新しいステージに進んでいく感じが伝わってくる。 ストーリーのテンポも良くて、一気読みしちゃった。ラブコメとしてのドキドキ感と、キャラの心理描写のバランスが絶妙で、読んでて本当に楽しい。次の展開が早く見たくなっちゃう。連載ものだからまだ終わりではないと思うけど、ここからどうなっていくのか気になって仕方ない。高専の勉強の息抜きに最高の一冊でした。
2026年06月27日
歴史の授業で戦争の話を習ってても、どこか遠い出来事に感じてたんですけど、この本を読んでガラッと変わりました。祖父の人生を追っていく健太郎の視点で物語が進むから、すごくリアルに感じられるんですよ。 天才パイロットなのに臆病者って矛盾した祖父のキャラが面白くて、最初は「え、こんな人なの?」ってびっくりしました。でも調査が進むにつれて、その謎が徐々に解けていく感じがたまりません。伏線の張り方が上手くて、後半にかけてどんどん引き込まれていきました。 戦争とか重いテーマだけど、決して暗くなりすぎてなくて、読みやすいのもいいところ。文庫本で手軽に読めるのも気に入ってます。終盤の真実が明かされる場面は本当に感動的で、思わず本を握りしめちゃいました。人間ドラマとしても、歴史冒険譚としても両方楽しめる傑作だと思います。
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