ひなたの本棚
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い16 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い16 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する

タンバ / 夕薙 KADOKAWA 2026年4月1日

感想

シリーズ16巻目とは思えないほど、相変わらずのめり込んでしまいました。このお話、本当に目が離せないんですよね。 今回はアルが過去にないほどの緊張感を持って対峙する相手が登場するんですが、その知略戦の描写がもう素晴らしい。無能を演じつつも実は最強という設定が、ここまで活きるとは。王国の大使マルセルとの絡みは、二転三転する展開の連続で、通勤電車の中でも思わず続きが気になってしまいました。 さらに同時進行で強力なモンスターまで登場して、公国が大混乱に陥るという。バタバタとした状況の中でも、アルが舞台裏でどう動くのかというのが面白くて、そこが何とも言えない爽快感につながっています。 長く続いているシリーズですが、今巻も新しい緊張感を持ち込んでくれて、飽きさせません。ライトノベルだからこそできる、このテンポの良さと想像以上の奥深さ。忙しい日常の中でもサクッと楽しめるのに、ちゃんと満足度が高い。次巻が待ち遠しいです。

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