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これは経費で落ちません! 14 〜経理部の森若さん〜

これは経費で落ちません! 14 〜経理部の森若さん〜

青木 祐子 / uki 集英社 2026年8月19日

感想

経理部シリーズの最新巻、相変わらず面白いですね。今回は結婚を経て大阪に戻ってきた沙名子が、会社のシステム改革という新しい課題に直面する展開。会社員として働く身だからこそ、このエピソードたちが痛いほどわかります。 便利になるはずのシステム化に反発する従業員たちの心理。わかります、本当にわかります。変化を受け入れるって意外と難しいんですよね。著者はそういう人間らしい葛藤や抵抗感を、押し付けがましくなく、むしろユーモアを交えて描いている。だからこそ読んでいて気が楽になるというか。 経理という一見地味な部門を舞台にしながら、職場の人間関係や組織の動きをこんなに上手く物語にしてしまう手腕に改めて感心します。沙名子と周囲のキャラクターたちの掛け合いも相変わらず良好で、通勤電車での読書時間がいい気分転換になりました。仕事の疲れた時こそ、こういった作品で職場の日常を温かい目で見つめ直すって、悪くないな。と感じさせてくれる一冊です。

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