洋子の本棚
ITエンジニア1年目の教科書

ITエンジニア1年目の教科書

小野 歩 講談社 2026年1月16日

感想

子どもの進学の話題がきっかけで、夫のキャリア支援に関心を持つようになり、手に取った一冊です。ITエンジニアの入門書ということで、未経験者向けの実践的なアドバイスが得られるかと期待していました。 ただ、読み進めてみると、内容が表面的に感じられてしまいました。「自分で調べる」「報連相を大切にする」「スピード重視」といった箇条書きされた項目は、確かに基本的で重要なのでしょう。しかし、それぞれについての掘り下げが浅く、なぜそれが大切なのか、具体的にどう実践するのかという部分が物足りません。 ビジネス書として何か深い洞察や、キャリアを考える上での本質的な視点を期待していた自分としては、やや肩透かしを感じてしまいました。47個の項目も多すぎて、実際に現場に入る前に全て頭に入れることは難しいのではないかと思います。 若い世代向けの励まし的な「お守り」としての機能は果たしているのかもしれませんが、実用書として、また読み応えのある一冊として考えると、もう一段階の深さが欲しかったところです。

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