洋子の本棚
教師の流儀(2)

教師の流儀(2)

川上康則 エンパワメント研究所 2026年2月1日

感想

教育現場の実践知を学べるという期待で手に取りましたが、残念ながら内容の深さに物足りなさを感じました。 第1巻から継続して読んでいるのですが、今巻は具体的な事例の掘り下げが浅いと感じます。教師の心得や日々の工夫についての記述は確かに存在しますが、その背景にある理論的な根拠や、なぜそれが効果的なのかという説明が不十分です。主婦として子育てに関わる身としても、単なるノウハウではなく、その思想的な基盤を知りたかった部分が多くありました。 また、全体的にやや冗長な構成になっており、同じテーマが繰り返し出てくるような印象も受けました。限られた時間で読書を楽しむ立場からすると、もう少し簡潔で論理的な編成があればよかったと思います。 教育実践に直接携わっている方には参考になる部分もあるでしょうが、知識的な充実を求める読み手にはやや期待値に届かない一冊です。

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