洋子の本棚
労災保険 業務災害及び通勤災害認定の理論と実際(上巻)改訂5版

労災保険 業務災害及び通勤災害認定の理論と実際(上巻)改訂5版

労務行政研究所 労務行政 2026年2月1日

感想

夫が労災に関する相談を受けることになり、基礎知識を身につけておきたいと思って手に取りました。正直なところ、法律書というと難解で退屈になりがちですが、この本は異なります。 業務災害と通勤災害の認定基準について、判例を交えながら丁寧に解説されており、実務的な知識が体系的に身につきます。上巻ということで、基本的な考え方から具体的な事例までカバーされているため、専門知識がない状態からでも理解しやすかったです。 特に印象的だったのは、一見当たり前と思える「業務遂行性」や「業務起因性」といった概念が、実際にはどれほど複雑で、裁判例によって判断が分かれるケースが多いかという点。社会生活を営む上で知っておいて損のない知識だと感じました。 改訂版だからこそ、最新の法改正にも対応しているところも信頼性があります。専門家向けというより、必要に迫られた一般人にとって有用な一冊です。

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