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感想

明治時代の啓蒙書とのことで、正直なところ難しい内容ではないかと少し躊躇していたのですが、思い切って手に取ってみて良かったです。 「天は自ら助くる者を助く」という言葉が印象的で、依存や他力本願ではなく、まず自分が行動することの大切さが繰り返し説かれています。300年以上前のヨーロッパの成功者たちの事例が紹介されているのですが、時代は違えど、人間が困難を乗り越えるために必要な思考や行動は普遍的なのだと気づかされました。 主婦として毎日を過ごしていると、ついつい自分の可能性を狭く考えてしまう傾向があるのですが、この本を読むと「自分にもできることがあるのでは」という前向きな気持ちが湧いてきます。文体は古いですし、事例によっては現代にそぐわないものもありますが、その点を差し引いても、人生の転機や迷いの時に勇気をくれる一冊だと感じました。 福沢諭吉の『学問のすゝめ』と並ぶ名著というのも納得できます。