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CG classic vol.13(13)

CG classic vol.13(13)

カーグラフィック編集部 カーグラフィック 2026年2月24日

感想

仕事の息抜きに、思いがけずこの本を手に取りました。クラシックカー雑誌というのは正直なところ私の守備範囲外でしたが、タイトルの「戦うスポーツカーの美学」という言葉が目に留まったのです。 開いてみると、1960年代のアルファ・ロメオやアバルト、シトロエンといった歴史的名車たちが丁寧に紹介されていました。特に印象的だったのは、これらの車が単なる移動手段ではなく、エンジニアリングと美的設計の両立を目指していたという視点です。経営の現場で様々な選択と妥協を迫られる身としては、その時代のクリエイターたちが「速さと美しさ」を同時に追求する姿勢に、何か心を揺さぶられるものがありました。 ただし、正直に申し上げるなら、技術的な深掘りや歴史的背景の掘り下げはやや浅い印象を受けました。フォトグラフィーは素晴らしいのですが、読み応えという点では物足りなさが残ります。自動車愛好家には価値のある一冊でしょうが、私のような門外漢にとっては、美しい図版を眺める以上の収穫は限定的でした。