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勇気凛凛ルリの色

勇気凛凛ルリの色

浅田 次郎 講談社 1999年7月15日

感想

話題になっていたので気になって手に取りました。自衛隊からピカレスク人生を経て、直木賞作家として成功した著者の自伝的エッセイです。 率直に言って、この本は想像以上にパワフルでした。著者の人生は本当に波乱万丈で、次々と降りかかる理不尽な出来事に対して、ユーモアと怒りとしぶとさで立ち向かう姿勢が印象的です。涙あり笑いありという説明文通りで、読んでいて思わず引き込まれます。 公務員という安定した立場にいる自分にとって、こういう「型破りな人生」の話は新鮮です。著者の目標に向かって突き進む執念や、人生の困難を笑い飛ばす強さは、日々のルーチンワークに埋没しがちな自分にとってはいい刺激になりました。文章も熱く、読んでいて元気をもらえます。 ただ、エッセイとしてはやや冗長に感じる部分もあり、もう少し簡潔だったらさらに良かったかなという気はします。でも、話題の本として読む価値は十分あります。疲れた時に読むと、確実に前向きな気持ちになれる一冊ですよ。

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