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パッキパキ北京

パッキパキ北京

綿矢 りさ 集英社 2023年12月5日

感想

同期から「北京の話おもしろいよ」って勧められて手に取ってみました。正直なところ、期待値と実際のギャップが少しあったというのが率直な感想です。 著者の北京での生活体験を綴ったエッセイなんですが、めちゃくちゃポジティブなキャラクターが次々と現地の食事や文化に突撃していく様子は確かに読んでいて楽しいです。隔離期間の過ごし方とか、春節の様子とか、日本では絶対に経験できない世界が描かれてるのは興味深い。あと何より、愛犬のペイペイのエピソードはほっこりします。 ただ、個人的には「旅のエッセイ」としては少し物足りなさを感じました。北京のカオスさとか人間関係とか、もっと深掘りされてると思ってたんですが、どちらかというと表面的なレポート止まりという印象で。あと、慣れない海外生活なので、もっと葛藤や失敗談があると共感しやすかったかもしれません。 面白くないわけではないんですけど、「あ、こういう見方もあるんだ」って新しい発見には乏しい。新社会人の僕にはちょっと物足りなかったですね。

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