Lily --日々のカケラーー

Lily --日々のカケラーー

石田 ゆり子

出版社:文藝春秋 出版年月日:2018/01/30

文藝春秋 | 2018/01/30

4.25
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

石田ゆり子さんのエッセイってほんと好きなんですよね。この本は、彼女が日常の中で大切にしているちょっとした習慣やものの考え方をまとめたもので、読んでて心が落ち着くというか…すごく癒されました。 何が良かったかって、特別なことじゃなくて本当にささやかなことばっかりなんです。心地よい空間を作るとか、自分の体の声を聞くとか、人と比べないとか。そういうことなんだ、って改めて気づかされる感じ。エッセイパートは短編ずつで読みやすいし、Q&Aコーナーも気軽に拾い読みできるから、忙しい時期でもちょこちょこ読み進められました。 正直に語ったインタビューも良くて、10代の頃から自分と向き合ってきた話とか、もがいた経験を聞くと、見た目も素敵だけど内面もちゃんと築いてきたんだなって思います。派手じゃないけど、その人にとって本当に大事なものを丁寧に選んでいく、そういう生き方って素敵だなぁ。 大学生のいまだからこそ、こういう本で心が整理される気がします。

感想

管理職として忙しい日々を送っていると、つい効率や成果を優先してしまい、心身のバランスが崩れるものです。この本を手にしたのは、そんな自分を立て直すヒントを求めてのことでした。 石田ゆり子さんのエッセイを読んでいると、「心地よく生きる」ことの大切さがしみじみと伝わってきます。特に印象的だったのは、からだの声に耳を傾けるという視点。プレッシャーの多い環境にいると、つい無理を続けてしまいますが、著者の生き方を見ていると、それは本来の自分から遠ざかることなのだと気づかされました。 21編のエッセイと103のQ&Aという構成も、忙しい大人にとって親切だと感じます。短く読めるので、朝の支度時間や移動中にも無理なく進められました。ロングインタビューも正直で、等身大の考え方が伝わってきて好感が持てます。 完璧さを求めすぎず、ささやかなことの積み重ねを大事にする—そんな哲学は、年を重ねた今だからこそ、深く響きました。仕事も人生も、もっと柔軟に、そして丁寧に向き合うきっかけをくれた一冊です。

感想

石田ゆり子のエッセイということで手に取ってみたが、これは想像以上に深い一冊だった。表紙からは優雅で洗練されたイメージが伝わってくるが、中身は実に誠実で、ストレートだ。 何より印象的だったのは、彼女が「ささやかなこと」の大切さを語る際の説得力である。管理職として日々、効率やパフォーマンスを求められる立場にいると、どうしても大きな目標や成果に目がいきがちになる。だが、このエッセイを読むと、心地よい空間作りや、自分の身体の声に耳を傾けるといった日常の細部にこそ、人生の質を左右するカギがあるのだということに気づかされる。 21編のエッセイ、ロングインタビュー、そしてQ&Aという構成も巧みで、読んでいて飽きない。特にQ&Aのセクションでは、正直で人間らしい回答が続き、完璧なイメージを持たれている有名人の素の思考プロセスに触れることができて興味深かった。 話題の本として確認する価値もあるし、実用的にも、自分の生活を見直すきっかけになる。40代だからこそ響く部分が多かったように思う。

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