夜読み派の本棚
感想

SNSで話題になってるのを見かけて、気になって手に取った一冊です。戦争文学というと重くて難しいイメージを持ってたんですけど、これはすごく引き込まれました。 祖父の謎を追い続ける孫の視点から物語が進んでいくので、読者も一緒に謎解きをしている感覚になるんですよね。次々と明かされていく真実がすごく上手く構成されていて、ページをめくる手が止まりませんでした。 特に印象的だったのは、登場人物たちの複雑さです。最初の予想と異なる人物像が浮かび上がってくる過程で、人間って本当に多面的なんだなって改めて感じさせられました。家族や愛する者との関係、選択と責任についても深く考えさせられます。 文章も読みやすくて、専門学校の課題で疲れてる時でも続きが気になって夜中まで読んでしまいました。話題作の理由がよくわかります。戦争というテーマを扱いながらも、普遍的な人間ドラマとしても楽しめる良作だと思います。

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