ちーちゃんの本棚
あさきゆめみし(6)

あさきゆめみし(6)

大和 和紀 講談社 2001年7月31日

感想

「あさきゆめみし」の文庫化版、やっと手に入れたので読んでみました。源氏物語の漫画化って聞いてすごく興味があったんです。 ただ、正直に言うと6巻目にもなるとちょっと疲れちゃいました。物語自体は繊細で美しいんだけど、登場人物が本当に多くて、人間関係が複雑に絡み合ってるので、途中で誰が誰だか分からなくなることがしばしば。文庫化されたのは保存用としていいですが、読み進めるなら最初から単行本で追った方が頭に入りやすかったのかな、って思います。 あと、古典を現代にアレンジするのって難しいんだなって感じました。漫画という媒体だからこそ視覚的には分かりやすいはずなのに、古文の世界観を完全には掴みきれないというか。せっかく1600万部売れた作品なので、もっと一気読みしたい!って思わせるような工夫があると良かったかなー。 懐古的には素晴らしい作品ですが、現代の読者が読むにはちょっと工夫が欲しい部分があります。