習慣化について科学的根拠をもとに解説した本ということで、期待して読んでみました。ハーバードやスタンフォードなど有名大学の研究成果が紹介されているので、説得力があるのかなと思ったんですが...正直なところ、内容は結構ありきたりでした。 「AしたらBをする」とか「選択肢は3つ」とか「ポジティブな言葉を使う」とか、自己啓発本でよく見かけるようなテクニックばかりで、新しい発見がほぼなかったのが残念。研究結果で裏付けされているのは良いポイントなんですけど、だからこそ内容を更に掘り下げてほしかった気がします。 構成は分かりやすくて読みやすいし、仕事や勉強、ダイエットなど様々なテーマで習慣化のコツが紹介されているので、「習慣化について軽く学びたい」という人には向いていると思います。特に忙しい学生さんなら、サッと読めて実践できるアイデアが得られるのはメリットだと感じました。 ただ、すでに習慣化について何冊か読んでいる人には物足りないかもしれませんね。基礎を学ぶには良いですが、深い洞察を求める人には微妙かな、というのが率直な感想です。
最近登録された他の本の感想
2026年06月08日
生成AIを仕事に活用したいけど、プロンプトを考えるのが面倒だなあ……そんな悩みを持ってた時に見つけた1冊です。 正直なところ、期待していた以上にシンプルな内容でした。「プロンプトの型」というキャッチフレーズは魅力的だったんですが、実際に読んでみると、結構基本的なポイントが中心という感じ。すでにAIツールをいくつか試してる人なら、知ってることが多いかもしれません。 ただ、いろんなAIツール(Gamma、Napkin AIなど)を網羅的に紹介してくれるのは助かりました。自分がまだ知らないツールもあって、「これ試してみようかな」って思えるものもあります。図解が多めで読みやすいのも◎。 YouTubeで人気の講師さんだからか、解説はテンポよく進みます。でも、仕事術というほど深掘りはされていないので、ビジネス書としては少し物足りなさがあるのが正直なところ。AIの使い方をサラッと学びたい初心者向けという印象ですね。 新しくAIを導入する企業研修のテキストとしてなら良さそう。自分のような大学生が読むなら、レポート作成の効率化くらいは役に立ちそうです。
2026年06月08日
江戸時代が舞台で、飛脚のお仕事を通じた人間ドラマというコンセプトに惹かれて手に取りました。本当に良い選択でした! 武家の次男として、どこか浮ついた存在だった主人公・隼之助が、偶然の出会いから飛脚の仕事に関わることになるのですが、この設定がなんともいい。足が速いという地味な取柄が活かされていくのが爽快感あります。 特に心に残ったのは、恋文や離縁状といった「届ける」という行為の背後にある、人々の人生が垣間見える部分。ただ荷物を配達するのではなく、その品々に託された想いや事情があって、それに向き合う隼之助のキャラクターが本当に素敵でした。 江戸情緒たっぷりなのに、話が重くなりすぎず、適度なユーモアと温かさが共存しているのが魅力。読みやすいのに奥行きがあって、短編形式だから気軽に読み進められるのもポイント高いです。 この「よろずお届け帖」シリーズ、続きが気になります。次の巻も絶対読む!
2026年06月08日
シリーズ7巻目ですが、ここまでくるとほんとに面白くて止められません。禁術による王位奪取という展開だけで既にドキドキなのに、一つの肉体に二つの魂が存在するという設定がもう…複雑なのに不思議とスッと理解できちゃうんですよね。 鳴矢王がどう対処するのか、そしてこれまでのシリーズで築き上げられた王宮の関係性がどう崩れていくのか(崩れるのか?)という緊張感がずっと続いてました。七家の思惑が絡み合ってくる部分も、単なる権力争いじゃなくて、それぞれのキャラクターの信念が見えるから応援したくなっちゃう。 書き込みが多い分、少し文庫本だと読みにくい部分もあるんですけど、その世界観にどっぷり浸かりたい人にはむしろそれが魅力。長編シリーズだからこそできる、キャラクターの深掘りと世界観の拡がりが素敵です。次巻が気になって仕方ない…早く続きが読みたい!
2026年06月07日
将来への不安から手に取った一冊です。28歳だし、そろそろ真面目に資産運用について考えなきゃなって思ってました。 この本の良いところは、本当に初心者目線で書かれているところ。難しい投資用語も丁寧に説明されているし、配当株やJ-REIT、ETFなど様々な選択肢が網羅されているので、自分に合った運用方法を見つけやすいです。現在の市場環境を踏まえて「安定重視」のポートフォリオを組む方法が具体的に紹介されているのも、けっこう参考になりました。 ただ、情報量がかなり多いので、さらっと読むより腰を据えて学ぶ気持ちで読む方が良さそう。実際に投資を始める時には、この本を参考書として何度も見返すことになると思います。 配当生活って聞くと大金が必要みたいで敷居が高く感じてたけど、この本を読むと意外と身近な選択肢なんだって気づきました。学生のうちに基礎知識をつけておくのって大事だなって改めて感じます。社会人になる前に読んでおいてよかった。
2026年06月06日
東野圭吾の『悪意』をようやく読み終わった。なんでこんなに面白いんだろう、という感じ。友人が「絶対読むべき」って勧めてくれたけど、その理由がやっと分かった。 人気作家が殺される事件から始まるんだけど、犯人が動機を語らないっていう設定が本当に秀逸。読み進めるにつれて、登場人物たちの関係が複雑に絡み合っていく様子が、手に汗握る感じで最高。加賀恭一郎が事件の真相に迫っていくプロセスを目で追うのが快感でした。 何より驚いたのは、後半で明かされる真実のインパクト。ここまでくるとはって思わず唸ってしまった。人間関係の歪みとか、心理描写とか、そういう複雑な部分を丁寧に描いているから、単なるミステリーじゃなくて、人間ドラマとしても深く響く。 気軽に読める感じではないけど、読み始めたら一気読み必至な面白さ。このシリーズの他の作品も早く読みたいなあ。
2026年06月06日
「あさきゆめみし」の文庫化版、やっと手に入れたので読んでみました。源氏物語の漫画化って聞いてすごく興味があったんです。 ただ、正直に言うと6巻目にもなるとちょっと疲れちゃいました。物語自体は繊細で美しいんだけど、登場人物が本当に多くて、人間関係が複雑に絡み合ってるので、途中で誰が誰だか分からなくなることがしばしば。文庫化されたのは保存用としていいですが、読み進めるなら最初から単行本で追った方が頭に入りやすかったのかな、って思います。 あと、古典を現代にアレンジするのって難しいんだなって感じました。漫画という媒体だからこそ視覚的には分かりやすいはずなのに、古文の世界観を完全には掴みきれないというか。せっかく1600万部売れた作品なので、もっと一気読みしたい!って思わせるような工夫があると良かったかなー。 懐古的には素晴らしい作品ですが、現代の読者が読むにはちょっと工夫が欲しい部分があります。
2026年06月06日
本屋大賞受賞作の続編ということで、前作『汝、星のごとく』を読んだ後にすぐ手にしました。正直、続編ってときどき蛇足になることもあるけど、この作品はそんなことはなかったです。 前作では語られなかった部分を掘り下げていく構成が上手くて、各キャラクターの内面がより立体的に見えてくる感じ。特に「星を編む」の編集者たちの物語は、出版業界に関わる人たちの熱さが伝わってきて、思わず引き込まれちゃいました。自分も大学で勉強しながら色々模索している身だから、才能と向き合う描き方がすごく胸に落ちた。 章ごとに視点が変わるから、同じ世界でも違う角度から見える面白さがあります。最初から最後まで優しさが溢れているんだけど、どこか切実な想いも感じられて、読み終わったあとにじんわり余韻が残る。気軽に読めるんだけど、読んだあとに「あ、幸せって何だろう」って考えさせられる。そういう深さが好きです。
2026年06月01日
猫ちゃんのことをもっと知りたくて手に取った一冊です。ジャンプ力や暗視能力など、猫の驚異的な身体能力がどういう仕組みになっているのか、科学的に解説されているのは面白かったですね。毛色の遺伝パターンとか、飼い主のことをどう認識しているのかとか、日常で疑問に思っていたことへの答えが載っていて満足感があります。 ただ、正直なところ内容の深掘りはそこまで詳しくない印象。イエネコから野生のネコ科動物までカバー範囲は広いのですが、どのトピックも「へえ、そうなんだ」で終わってしまう感じで、もう少し突き込んで知りたいなと思うこともありました。ビジュアルが豊富で読みやすいのは良いところですけど。 健康管理や医療の話も実用的で、実際に猫を飼っている人には参考になるでしょう。全体的には、猫への理解を浅く広く深めたい人向けって感じ。気軽に読める科学入門書としては悪くないですが、特に突き抜けた発見があったわけではないかなあというのが正直な感想です。
2026年06月01日
親戚のおじいちゃんがChatGPTについて質問してきたのをきっかけに、手に取ってみました。タイトルの通り60代向けということで、初心者向けの丁寧な説明がいっぱい。画面のスクリーンショットがたくさん載ってるから、実際に操作しながら進められるのは良いなって思いました。 ただ、正直なところ私みたいな世代にとっては、説明が丁寧すぎるというか…もう少し進んだ使い方も知りたかったかな。「登録方法」「基本操作」といった基礎のパートが結構なボリュームを占めてるので、ある程度使ったことある人にはちょっと物足りないかもしれません。 でも実用的な例は結構あって、メール作成や健康情報の検索など、日常で使えるシーンが紹介されてるのは参考になります。AIの仕組みについてとか、もう少し深掘りした内容があると、より興味深かったと思うんですが、あくまで「安心して始める」という目的に特化した本なんでしょう。 祖父母世代への贈り物としては最適な一冊だと思います。
2026年06月01日
「怪物」の下巻を読み終えました。正直、ここまで引き込まれるとは思いませんでした。 シリーズ27作目ということで、さすがに飽きも出てくるかな…なんて甘い考えでしたね。廃坑での不気味なシーン、そして現場に散乱する大量の札。これが何を意味するのかと読み進める度に、どんどん深い謎へと引き込まれていきます。ビッグフットなのか、テロ組織なのか、予想の斜め上をいく展開が次々と出てきて、寝不足になってしまいました。 コーンウェルの魔力というのは本当だと思います。検屍官スカーペッタの視点からの描写が生々しくて、現場の空気感までが伝わってくるような感覚です。下巻では特にスカーペッタ自身に迫る危機が増していくので、次々とページをめくる手が止まりません。 ただ、登場人物が多いので、時々「あ、この人誰だっけ?」となる瞬間がありました。シリーズものだからこそのあるあるですね。それでも全体的には傑作というのに納得できる、本当に面白い一冊です。
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